吉永小百合さんねえ、彼女にしてみれば「聖女」ではない、珍しい役どころといえないこともないんですが、で~も、ちょ~っと、ありえね~わという性格設定でしたねー。見てて気持ち悪くなりました。まー確かにあんな役ができるのは日本に吉永小百合さん以外にはいないかもしれません。

それにしても相手役の一人の柴田恭兵さんが6才年下というのはまだいいとして、もう一人の相手役の仲村トオルさんは20も下なんですよ~。親子ほどの年の差なのに、それをを感じさせまいという無理矢理なメークとヘアと服なもんで、不自然極まりないんですよ。しかも全く美しくない! この監督は吉永さんを綺麗に見せる気がないのかとマジで疑いましたね。

彼女の年齢が見た目あまりにも不明なので、「定年退職」したばかりという設定をきいてもそれが55才なのか60才なのか65才なのかピンとこないんですよね~。だからその20年前という設定の事件がおこった時の彼女の年齢も判然としない。恐らくは35才前後でまだまだ若く美しいという設定なのでしょうが、やっぱりいくらどうやっても絶対そうは見えないわけです。

それにしても吉永さん、もっといろんな役、演じてみたかったんじゃないかなあ。一生「吉永小百合」という役を生きなければならないのも大変なのでしょうね。