日本でも人気落ちず。『パラノーマル・アクティビティ』さらに続編も(ぴあ映画生活) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000001-piaeiga-movi
人気ホラーシリーズの最新作『パラノーマル・アクティビティ4』が1日から日本公開され、好調な動員を記録している。“監視カメラが捉えた超常現象”という設定に新アイデアを加えながら進化を続けてきた本シリーズ。4作も観客を惹きつける魅力はどこにあるのだろうか?
『パラノーマル・アクティビティ』動画
『パラノーマル・アクティビティ』は、部屋に仕掛けた監視カメラに記録された超常現象(パラノーマル・アクティビティ)をモチーフにしたホラー作品。第4弾はシリーズ開始以来、ファンが疑問に感じていた“ケイティはどこに消えたのか?”に迫る内容になる。
それまで映画のプロでも何でもなかったイスラエル出身のオーレン・ペリがたった130万円の資金を元手に自宅で撮影したホラー映画は全米で圧倒的な成功を記録し、ハロウィンシーズンの定番プログラムとして続編が作られ続けている。1作目の製作を手がけたジェイソン・ブラムは「オーレンは初め劇場公開はせず、DVD販売のみと考えていたのですが、私がなんとか劇場公開すると話を持ちかけ、プロデューサーとして携わるようになりました」と振り返る。
本シリーズはサイコホラーやスプラッターなどが主流だったホラー映画界で、あえて“何も見せない”ことで恐怖を煽る逆転の発想で観客を翻弄し、何かが起こる“かもしれない”時間を描いて観客を震えあがらせた。さらにシリーズを重ねるごとに前作で描かれた謎を発展させ、シリーズを続けて観ることでひとつの大きな物語が見えてくる構成を導入している。そんな戦略が見事にハマったのか、日本では最新作も前作と変わらぬ興行成績を叩き出しているという。
ちなみに本作は早くもシリーズ第5弾の製作が決定しており、さらに来年春にはスピンオフ作品の製作も決定。シリーズの脚本を手がけてきたクリストファー・ランドンが監督と脚本を担当する作品で、公開中の『パラノーマル・アクティビティ4』のラストに差し込まれている“謎の映像”が、スピンオフ作品と関連があるのではないかと言われている。
『パラノーマル・アクティビティ4』
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