初主演作の“決め手”は? クロエ・モレッツが新作を語る(ぴあ映画生活) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000003-piaeiga-movi
人気若手女優クロエ・グレース・モレッツ初の単独主演作となる『HICK ルリ13歳の旅』が24日(土)から公開されるのを前に、モレッツからコメントが届いた。
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本作は、孤独で退屈な日々を送っていた主人公ルリ(モレッツ)が家を飛び出し、憧れのラスベガスに向かう途中で、厳しい現実に直面しながら、傷つき成長していく姿を描いたロードムービー。タイトルの“HICK”とは、田舎者、うぶな人、カモなどを意味し、モレッツは映画が大好きで、ハッピーエンドのハリウッド映画に憧れて旅に出る少女ルリを演じている。
『キック・アス』の“ヒット・ガール”役で大ブレイクしたモレッツのキャリアは意外に長い。5歳で芸能の仕事をはじめた彼女は、8歳で映画デビューを飾り、『悪魔の棲む家』や『(500)日のサマー』などに出演。近年は、マーティン・スコセッシ、ティム・バートンら名監督との仕事も多く『ヒューゴの不思議な発明』『ダーク・シャドウ』などで強烈な個性を発揮し、人気を集めている。
そんな彼女にとって本作は初の単独主演作。しかも、世間知らずの少女が社会の厳しさや汚れた面を知る難しい役どころだ。しかし、当時14歳だったモレッツは、台本を読んで即、本作への出演を決めたという。「彼女が抱える渇望感がはっきりと理解できた」というモレッツは「私はまだ14歳で、愛や死、そしてルリが経験したような一連の出来事についてほとんど経験がない。でも考えてみれば、ルリにとっても人生で初めてのことばかりなのよね。だからルリが遭遇して学ぶことを、私も女優の立場でルリと同じ目線で学んでいけばいいと気づいた」と振り返る。
これまでにも数々の難役を自分の中で昇華させ、見事に体現してきたモレッツが、本作ではどんな新しい一面を見せ、女優として成長しているのかに注目したい。
『HICK ルリ13歳の旅』
11月24日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー