製作陣の“こだわり”に迫る。『ダークナイト ライジング』ブルーレイ特典がスゴい!(ぴあ映画生活) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121206-00000000-piaeiga-movi


今夏に公開された映画『ダークナイト ライジング』のブルーレイ&DVDが昨日発売された。壮大なスケールのドラマを徹底的にリアルに描くことにこだわった作品だけに、特典映像にもクリストファー・ノーラン監督率いるスタッフ&キャスト陣が“実在感”にこだわって映画づくりに挑む過程がしっかりと収められている。

『ダークナイト ライジング』動画

本作は『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く3部作の最終章。前作から8年後、凶悪犯罪がほぼ消えて平和を取り戻したかに見えたゴッサム・シティに、恐るべきテロリスト・ベインが出現。心身ともに疲労し、闇の世界へとこもっていたブルース・ウェイン=バットマンが再び、街と正義のために闘う姿を描く。

前2作同様、本作も極力デジタル技術を使わずに、実際に起こっている演技や効果を35ミリフィルムで収めることにこだわって製作された。このほど公開されたメイキング映像でも、バットマンが乗り込む新しいビークル“バット”は実寸大で製作され、ワイヤーで吊るされた状態で宙を舞う。本作では他にも大通りで大群衆が乱闘するシーンや、危険なカーチェイス&スタントが登場するが、それらも可能な限り“実在感”を重視しており、ブルーレイの特典映像ではそれらのシーンの“裏側”を見ることができる。

また“実在感”は俳優にも求められたようで、主人公を演じたクリスチャン・ベールは「大作でもちゃんと中身をもたせて、キャラクターをしっかり作りこむことができるということが分かった」と言い、ブルースの執事アルフレッドを演じた名優マイケル・ケインも「クリストファー・ノーランが描くアルフレッドはより人間味があり、より精神的に掘り下げられている。この作品は適当に演じて済むキャラクターなど、ひとりもいない」と言い切る。ちなみにブルーレイには“キャラクターに迫る”“キャラクター解析”と題した特典映像も複数収録されており、重厚な人間ドラマをより多角的に楽しめる内容になっている