美しく冷酷な悪役ベネディクト・カンバーバッチ!『スター・トレック』日本版予告編が公開!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121207-00000010-flix-movi


来年9月に公開される人気SFシリーズ最新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の日本版予告編ならびにポスタービジュアルが公開された。その両方でフィーチャーされているのは、ベネディクト・カンバーバッチ演じる美しくも冷酷な悪役。すべてが謎に包まれている中で圧倒的な存在感を発揮しており、今から公開が待ち遠しく思っているファンも多いはずだ。

映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』特報映像

 予告編映像のナレーションを担当するのは、本作がシリーズ初登場となるベネディクト。「世界が永遠だと? それは幻想だ」と言い切るその口調は冷酷そのものであり、それを証明するかのように建物が次々と破壊されていくシーンも。そして何よりも、黒のロングコートに身を包んだベネディクトの姿は、前作から出演するキャストを圧倒する存在感を示している。

 同時に公開されたポスタービジュアルでも、ベネディクトのみが登場するという破格の扱い。カーク役のクリス・パインやスポック役のザカリー・クイントではなく、シリーズ初登場となるキャストがメインに据えられるのは珍しい。同ビジュアルでは、廃墟の崩れ落ちた部分がシリーズのシンボルマークをモチーフにしているなど、まるでだまし絵のような趣向が凝らされている点にも注目だ。

 ここまでベネディクト演じる悪役がフィーチャーされていながら、その役名すら明かされないというのは極めて異例のことであり、現時点でわかっているのは、復讐(ふくしゅう)に燃えるが故に大量殺りく兵器と化してしまったという程度。ベネディクトは自身の役柄について「善悪のはっきりしているキャラクターではない」と明かしており、彼の正体がストーリーの行方を左右することになりそうだ。(編集部・福田麗)

映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は2013年9月全国公開予定