若返った新生Qは、母性本能くすぐり系の理系草食男子!(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121209-00000014-mvwalk-movi


シリーズ第23作となる『007 スカイフォール』が全世界で大ヒット公開中だ。イギリスでは既にジェームズ・キャメロンの『アバター』(09)が持つ国内最高興収記録を抜き去り、堂々No.1を達成している。そんな本作では、ダニエル・クレイグが3度目のボンドを演じ、M役もジュディ・デンチが続投する他、シリーズでおなじみのキャラクターである武器調達係のQが、若返って新登場しているのが話題となっている。

【写真を見る】次回作以降の、Qの活躍も期待される!

新生Qを演じるのは『パフューム ある人殺しの物語』(06)で注目され、『ザ・バンク 堕ちた巨像』(09)、『テンペスト』(10)に出演した若手注目株のベン・ウィショーだ。Qが登場するのは『ダイ・アナザー・デイ』以来、10年ぶりで、ウィショーが演じるQは6代目となる。

そんなQが初めてボンドと接触するシーンでは、彼のあまりの若さにボンドが彼をQだと気付かない、という演出がなされている。もちろん武器調達係として、ボンド専用の銃を渡したりという仕事もしているが、サイバーテロリストを追っていることもあり、パソコンを駆使してボンドのバックアップをするという仕事がメインとなっているのも新しいところだ。

これまでのQはユニークな武器をボンドのために開発する、白髪のちょっとおちゃめな紳士という風体だったが、ぐっと若返った新生Qは理系草食男子といったところ。ちょっとオタク入ってるかも!?と思わせつつも、母性本能くすぐり系のルックスに女性ファンが増えそうな感じだ。次回作でも続投という情報もあり、武器調達係として本領発揮する姿も期待できそう。

また、2012年はシリーズが製作されて50周年となり、Qの他にMのキュートな秘書ミス・マネー・ペニーが登場するなど、新生007の誕生という一面も併せ持った本作。ボンドの活躍はもちろん、色々な発見が楽しめる作品となっている