ロブ様が堕ちる…不穏と狂気が渦巻く『コズモポリス』ポスターが遂にお披露目!(cinemacafe.net) - Y!ニュース


巨匠デイヴィット・クローネンバーグ監督が、『トワイライト』シリーズでおなじみのロバート・パティンソンを主演に迎えて贈る『コズモポリス』。現代アメリカ文学の名作を映画化した本作の、不穏で静謐なポスタービジュアルがこのほど公開となった。
28歳にして大富豪のエリック・パーカー(ロバート・パティンソン)。白いリムジンの中で、巨万の富を動かし続ける若き証券市場の成功者だ。天国と地獄が紙一重の世界で、金の動きに一喜一憂し、大損の危機に瀕しながらもセックスに溺れる。そして、背後から暗殺者が迫っていることも知らず、彼の1日は狂い始める…。

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現代アメリカ文学の巨匠ドン・デリーロの名作を映画化した極上のサスペンスとなる本作。物語は、ロバート演じる若き証券市場の成功者が自ら望んで破滅の道を辿る物語と、彼を暗殺しようと企てる人生の敗者の運命が次第に交錯していくというもの。たった24時間のうちに転落していく狂気に満ちた男・エリックという役柄に、これまで『トワイライト』シリーズで“美しきヴァンパイア”を演じてきたロブ様が体当たり挑んでいるのも見どころ。今回、お披露目となったポスターでは、愛用のリムジンの車窓から見える大都会N.Y.を背景にロバートが静かに苦悩している姿が収められている。外の喧騒とは逆に静かすぎるこのビジュアルには、どこか不穏な雰囲気が漂っている。

鬼才・クローネンバーグ監督が、たった6日の間に無我夢中で脚本を作り上げたという逸話もあり、本作に込められた狂気をより一層感じずにはいられない。すでに本年度のカンヌ国際映画祭にも出品され絶賛を浴びているが、果たしてその全貌はいつ明らかになるのだろうか?

『コズモポリス』は2013年413日(日)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。

2012-COSMOPOLIS PRODUCTIONS INC. / ALFAMA FILMS PRODUCTION / FRANCE 2 CINEMA