お正月休みに観たいDVD!<洋画編> あの名作が新たな解釈で再び甦る!(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130103-00000000-cine-movi
2013年の中で、一番の注目作と言っても過言ではない映画『マン・オブ・スティール』。1938年、アメコミ出版社・DCコミックが出版したコミックスに登場して以来、スーパーマンは圧倒的な人気を集め、幾度にもわたりアニメ、ドラマ、映画化されてきた。2012年、洋画では多くのヒーローや作品が新たな解釈で描かれた年でもあった。そこで、“お正月休みに観たいDVD”<洋画編>ではそんな4作品をご紹介!
この記事のほかの写真
3部作としてシリーズ化されることも決定した、『スパイダーマン』シリーズもその一つ。サム・ライミ監督がメガホンを握り、トビー・マグワイア主演による前シリーズが『スパイダーマン3』で終焉を迎えてから5年。話題作への出演が続く若手演技派、アンドリュー・ガーフィールドを新たなスパイダーマン(=ピーター・パーカー)として迎える最新作では、主人公・ピーターが13年前に失踪した父親の秘密を知ったことをきっかけに、スパイダーマンとしての過酷な運命を受け入れていく姿が描かれる。トビーが演じてきたピーターと言えば、秀才だけど軟弱で恋に奥手な男子学生というイメージが強いが、『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー演じるピーターはクラスで目立たない存在であるものの、体を張ってイジメられている友達を助ける正義感あふれる男子だ。さらにスケボーも乗りこなし、携帯ゲームに興じるなどこれまでのスパイダーマンとは一味違うキャラクター像も注目したいところ。
そして、“ヒーロー”と言えば外せないのがクリストファー・ノーランが監督を務めた、悪を滅ぼす闇の騎士“ダークナイト”の最終決戦を描く傑作シリーズの最新作にして最終章『ダークナイト ライジング』。前作『ダークナイト』の衝撃から4年。『ダークナイト ライジング』では前作から8年後のゴッサム・シティを舞台に、“闇の騎士=ダークナイト”と街の破壊を企む残虐な破壊者・ベインによる死闘が描かれる。“バットマン”はこれまでもジョージ・クルーニーやらマイケル・キートンらが演じてきている。それぞれ監督によって作風や雰囲気も違うので、この際全ての“バットマン”シリーズを制覇してみては!?
『ブレードランナー』、『マイノリティ・リポート』の原作で知られる伝説のSF作家フィリップ・K・ディックの短編小説「トータル・リーコル」を『ダイ・ハード4.0』の監督レン・ワイズマンがコリン・ファレルを主演に迎えた『トータル・リコール』も忘れてはダメ。1990年にアーノルド・シュアルツェネッガー主演で同名タイトルで映画化され、アカデミー賞では視覚効果賞および特別業績賞(視覚効果)を受賞しているが、コリン・ファレル主演の本作で描かれる空中を走る車や、自在に顔を変える事ができる装置など、近未来の独特な世界観はそれをも上回る驚愕の映像の連続のはず。こちらはお正月を少し過ぎた今月9日(水)よりレンタル開始。
今年、ビジュアル的にも一番インパクトがあった映画と言えばティム・バートン監督×ジョニー・デップの最強タッグで贈る『ダーク・シャドウ』ではないだろうか。オリジナルは1966年から71年にかけて放送されて異色の昼ドラマで、バートン監督もジョニーも本作の大ファンだったという。ジョニーを始め、ミシェル・ファイファーにエヴァ・グリーン、クロエ・グレース・モレッツ、ヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャストを集結させた本作。魔女の仕業によってヴァンパイアにされ、生き埋めにされた主人公・バーバナスが、200年の眠りから醒め、没落した自身の末裔と出会い、共に復興を目指す姿を独特のダークな世界観で描き出す。中でも注目は、バーナバスの子孫一族が暮らす邸宅の内装や、挿入歌として使われる「T.ReX」、「カーペンターズ」など70年代を彩った様々なミュージシャンたちの音楽! 再び、バートン監督の独特なダークでユーモラスな世界に触れみては?