“世界No.1セクシー男”ブラッドリー・クーパーの大サービスに熱狂&悲鳴!(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130124-00000015-cine-movi


映画『世界でひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたブラッドリー・クーパーが来日し、1月24日(木)に開催されたジャパン・プレミアに出席。ゲストとして黒木メイサが産休後、初めて公の場に姿を見せ、ブラッドリーに花束を手渡した。

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ブラッドリーの主演男優賞ほか8部門、中でも俳優4部門(主演男優、主演女優、助演男優、助演女優)の全てにノミネートされるという31年ぶりの快挙を成し遂げた本作。妻の浮気相手に暴行を加えて病院に入れられ、司法取引で退院した男が同じく精神的に問題を抱えた女性との出会いや家族の支えの中で自分の道を見つけ出していくさまを温かく描く。
ファンとの交流を望む本人たっての希望で、ブラッドリーは劇場横の扉から入場し客席の間を通って壇上へ。サインや握手の求めにはもちろん、ファンからカメラやスマートフォンを受け取って自らシャッターを押して一緒に写真に収まるという大サービスまで敢行。ブラッドリーがファンとハグするたびに、遠くの席から悲鳴のような歓声が上がる熱狂ぶりだった。

ようやく壇上へ到達するとマイクを手に「コンニチハ!」と挨拶。「女性の方も男性の方も来てくださって嬉しいです。まあやはり女性の方が嬉しいですが」という言葉にファンはメロメロだったが、発言したブラッドリー本人がなぜか大テレで「何の話をしてるんだっけ…(笑)?」と混乱した様子を見せて場内は笑いに包まれた。

「この映画の関係者を代表する形で、ラッキーなことに僕は日本に来ることができました。アンラッキーなことに2日間だけなんですが…(苦笑)」と語り、何よりも監督、そして共演陣への感謝と賛辞を口にする。特に父親を演じたロバート・デ・ニーロとヒロインのジェニファー・ローレンスについて「彼らは“演技”をすることが不可能なんです。なぜなら役そのものになりきってしまっているから。ジェニファーは近いうちに日本に来ることにもなるでしょうが素晴らしい才能を持った女優ですし、デ・ニーロは最も偉大な俳優。(自身が演じた)パッとは大変な役だったけど、彼らがいたから演じやすかったです」と惜しみない称賛を贈っていた。

またジェニファーとのラブロマンスの部分については「人生に迷ったり痛みを抱える中で彼女と出会うんですが、ありのままを受け入れ、愛し合うことができるのが素晴らしい特別なことだと思います」と語った。

2011年にはピープル誌による「世界で最もセクシーな男」に選出され、本作でオスカーノミネートと順風満帆の俳優人生を進んでいるが本人は「正直、まだこれからスタートという気持ち」と語る。それでもプロデュースも兼ねた本作は大きな転機となったようで「デヴィット・O・ラッセル監督との出会いにデ・ニーロとまた共演できたこともそう。これまで演じたことのない役を演じるチャンスを与えられたことには感謝でいっぱいです。監督とは3月から撮影の別の作品でもまた一緒に仕事をするんだ」と笑顔で明かした。

黒木さんは黒いミニスカートのワンピース姿で登場。映画について「2人の傷ついた男女が出会い支え合って愛を見つけていきますが、彼らを支える家族も素敵でした!」と自身も家庭を築き、新たな家族も増えたとあってか温かい家族の姿に強く心打たれた様子だった。ブラッドリーは「お美しいですね」と満面の笑みで黒木さんを迎えたが、黒木さんが映画の中のブラッドリーについて「最初、ダンスを踊る姿が想像できなかった」と発言すると「踊れなそうなヤツに見えたってこと(笑)?」とちょっぴりプライドが傷つけられた様子を見せ会場の笑いを誘っていた。

舞台挨拶が終了して退場する際にも女性ファンが出口に殺到したが、ブラッドリーは映画の上映が始まるギリギリまでファンの求めに快く応じていた。

『世界でひとつのプレイブック』は2月22日(金)より公開。