岩下志麻、あこがれイ・ビョンホンと初対面!いずれは共演もアリ?(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130129-00000044-flix-movi
イ・ビョンホン主演映画『王になった男』のジャパンプレミア&大ヒット調印式が29日、新宿バルト9で行われ、大女優・岩下志麻が「アラン・ドロンさんに渡して以来だからウン十年ぶり」と語る花束贈呈ゲストとして登場した。
映画『王になった男』舞台あいさつ&調印式ギャラリー
「20代のころはアラン・ドロンさんのファンだったので、来日したときに花束を持ってうかがったことがあります。比べるのはあれですけど、こういうイベントに出るのは久しぶりですね」と振り返る岩下。そんな彼女に、花束ゲストとしての来場を決意させたのがビョンホンだ。岩下は、夫で元映画監督の篠田正浩に、ビョンホン主演ドラマ「オールイン 運命の愛」を薦められて以来の大ファンで、初対面の印象を「思った通りの方で、とても誠実ですてきな方」と笑顔で語る。
また、本作でビョンホンが初の時代劇で一人二役に挑んだことから、自身が一人二役を演じた篠田監督作『心中天網島』のサイン入りDVDをビョンホンに渡したことを明かす岩下。そのお礼として『王になった男』のパンフレットにビョンホンのサインをもらったといい、「こんな機会もめったにないですから」とご満悦。
そのファンぶりは相当なもので、岩下は『我が心のオルガン』や『夏物語』、『甘い生活』など、お気に入りの出演作をスラスラと挙げていく。そんな岩下をビョンホンと共演させようと、周囲が動いたこともあったといい、「周りのプロデューサーさんとかが、そんなにファンなら共演したらいいんじゃないとおっしゃってくれて。動いてくださったことはあったんですが、なかなか実現には至らなかったですね」と残念そうな表情を見せた。
そこで「もし二人の共演作があるとしたら、どのような役柄がいいか」と聞かれた岩下は「そうですね……。例えばビョンホンさんが、屈折した性格の韓国の御曹司で、わたしが韓国で事業をしている女社長。あるパーティーでミステリアスな事件に巻き込まれるようなのかしら」と具体的な提案。報道陣から「恋人役ですか?」と質問されると、「恋人は無理ですよ。義理の母親といった感じかしら」と笑ってみせた。(取材・文:壬生智裕)
映画『王になった男』は2月16日より新宿バルト9、丸の内ルーブルほか全国公開