ジェニファー・ロペス アラフォー“どん底女子”役オファーで監督に抗議「なぜ!?」(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130130-00000010-cine-movi


『トランスポーター』や『エクスペンダブルズ』シリーズなど、イギリス屈指のアクション俳優ジェイソン・ステイサムが天才的な強盗というヒールに挑戦した最新主演作『PARKER/パーカー』。本作でクール&ワイルドなジェイソンのパートナーを務めたのは、2012年度“世界で最もパワフルなセレブ”で1位を獲得したジェニファー・ロペス。本作の監督を務めたテイラー・ハックフォードをして、「ジェニファーとジェイソンは、2人で本当に面白い科学反応を起こしたんだ!」と言わしめ、これまでと全く異なる役柄に挑戦したそのジェニファーに語ってもらった。

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ジェニファーが演じるのは、バツイチのアラフォー女子・レスリー。しかも、元旦那が破産し彼女が借金を払うはめになり、人生を立て直そうともがいている“どん底”真っ只中という、これまでにない庶民的な役柄だ。
「監督との最初の話し合いで、なぜ私にこのキャラクターを演じて欲しいのか? と聞いたの。だって、レスリーは人々が私に持つ印象とは違うでしょ(笑)。そしたら、彼はまさに『それが理由だ!』って言ったの。 自分の音楽や『アメリカン・アイドル』(米オーディション番組)、それにこれまで私が演じてきたラブコメから世間が私に抱くイメージとは全然違うのよ」。

そうジェニファーが語る通り、これまでのセレブリティなイメージを覆したキャラクターのレスリー。劇中では、そんな彼女の前にテキサスからやって来た裕福な男を装うパーカー(ジェイソン)が現れる。もちろん、レスリーはここぞとばかりに彼にどん底から脱出させてくれるかもしれない“白馬の王子”として、パーカーに取り入ろうとする――。

普通の社会でもありがちなこの光景。“どん底”女子・レスリーの状況を考えれば、当然と言えば当然の行動だ。レスリーに対してハックフォード監督は、「ただ必死なんだ。彼女はいまの現状から抜け出す方法を探してるんだけど、今回のことがどれだけ危険なのか分かってないだけなんだよ(笑)」と彼女の胸の内を語っている。

そんなレスリーとタッグを組むことになるパーカー。演じたジェイソンは、これまでに以上に危険な男を体現している。ジェニファー、そしてジェイソンは本作での共演を、最後にこんな言葉で語ってくれた。
「とても楽しかったわ! 彼は超イケてるアクションマンだけど、すばらしい俳優でもあるの。私たちはお互いを演技の面で刺激し合えたと思う。彼も私もこのキャラクターたちがどれだけの冒険をするのか、やりきる最後まで想像できなかったんじゃないかしら。私たちは相手のことを本当に信頼して思いやることを学んだのよ」(ジェニファー)。

「ジェニファーは自然体で近寄り易いけど、同時に驚くほど美しいんだ。誰もが彼女と共感できるし、一瞬にして人目を惹く事もできる。それを全て併せ持つ女優を探したら、ジェニファー・ロペス以外にいなかったんだよ(笑)」(ジェイソン)。

監督も太鼓判を押すジェニファーとジェイソンが魅せる“科学反応”に、思わず胸が高鳴る。

『PARKER/パーカー』は2月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。
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