無修正だから成人指定! カルト映画の帝国“トロマ”が日本再上陸!(ぴあ映画生活) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130208-00000001-piaeiga-movi
映画ファンからカルト的な人気を誇る“トロマ・エンタテインメント”の代表作『悪魔の毒々モンスター ノーカット無修正完全版』と、最新作『チキン・オブ・ザ・デッド/悪魔の毒々バリューセット』が3月に連続上映されるのを記念して“毒々しい”予告編が公開された。両作品とも映画倫理委員会(映倫)から“R18+”指定を受けた衝撃作だ。
『悪魔の毒々モンスター…』『チキン・オブ・ザ・デッド…』予告編
“トロマ”は、ロイド・カウフマンとマイケル・ハーツが1974年に設立した映画製作配給会社。ニューヨークを拠点に、約40年にわたってハリウッドの大手映画会社が扱わない過激な題材のアクション、ホラー、コメディや珍作などを製作し、同時に世界各国の新しい才能を発掘して世に送り出してきた。
そんなカウフマンとハーツのコンビが手がけた『悪魔の毒々モンスター』は、不良グループのいじめによって有毒廃棄物のドラム缶に飛び込み、醜いモンスターになってしまったメルヴィンが、街のクズどもを退治していく姿を描いた作品。1987年に上映された日本公開版は、残酷シーンで映像の明暗を反転させる処理を行っていたが、今回はアクションも残酷シーンも、毒々しさ全開の無修正版で登場。かつてはスタンダード(画面比4:3)の天地を切ってビスタサイズ(16:9)で上映されていたが、今回は、ビスタの中央にスタンダードの全画面を収録したその名も“トロマ式ワイドスクリーン<トロマスコープ>”で上映される。
このほど公開された予告は、カウフマン監督と主人公の毒々モンスターが日本の観客にメッセージをおくるファン垂涎の展開で幕を開け、その後は見た目は少し醜いが、老人には優しい“毒々モンスター”こと主人公メルヴィンが悪党どもをブチのめす映像が次々に登場する。アクション、血、可愛いお姉ちゃん、爆発、モンスターはトロマの華だけに、最新作『チキン・オブ・ザ・デッド…』ともども“R18”の指定は、トロマ映画的には“品質保証”を受けたようなもの。40年以上、世界中の映画ファンをトリコにしてきた“毒々”が無修正版で日本のスクリーンに登場する。
『悪魔の毒々モンスター〈ノーカット無修正完全版〉』
3月2日(土)より新宿武蔵野館にてレイトショー上映
『チキン・オブ・ザ・デッド/悪魔の毒々バリューセット』
3月23日(土)より新宿武蔵野館にてレイトショー上映