ジェームズ・ボンドがバットマンを抜く!『007 スカイフォール』全世界歴代興行収入第7位!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130209-00000004-flix-movi


ダニエル・クレイグ主演の人気スパイアクションシリーズ最新作『007 スカイフォール』の世界興行収入が、新「バットマン」シリーズ最終章『ダークナイト ライジング』を超え、全世界歴代興行収入第7位にランクインした。

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 オスカー監督サム・メンデスがメガホンを取り、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズなど実力派俳優をキャスティング。主題歌に世界的人気歌手アデルを迎えるなどの豪華布陣で昨年公開された本作。今年1月から中国における上映も開始されており、Box Office Mojoによると、その世界興行収入は現時点で10億9,432万3,504ドル(約875億4,588万320円)を記録している。

 この成績は、前作『007/慰めの報酬』の5億8,609万727ドル(468億8,725万8160円)のおよそ2倍となる、まさに大成功の数値。さらにクリストファー・ノーラン監督が手掛けた新「バットマン」シリーズ最終章『ダークナイト ライジング』の世界興収10億8,104万1,287ドル(約864億8,330万2960円)を抜き去り、同サイトの全世界歴代興行収入ランキングにおいて第7位に入った。

 ちなみに『007 スカイフォール』の上位に位置するのは、トップから『アバター』、『タイタニック』、『アベンジャーズ』、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の6作品。このうち4作品が3D作品となり、その入場料金の追加分を考慮すると、7位に上り詰めた『007 スカイフォール』がいかに世界中の観客から支持されているかがうかがえる。

 一方でアメリカ国内のみに目を向けると、『ダークナイト ライジング』が歴代7位なのに対し、『スカイフォール』は40位。アメリカとイギリスのヒーロー観の差を見るようで興味深いところだ。ノーラン監督は、以前から「007」シリーズに多大な影響を受けたと公言しており、シリーズの監督を務めることにも高い意欲を見せている。ノーラン監督版「007」がいつか実現したときには、両作を超えるほどの大ヒット作となるかもしれない。(西村重人)

映画『007 スカイフォール』は全国公開中