57歳ブルース・ウィリス、ド派手なアクションをこなす秘けつは他人任せ?(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130214-00000039-flix-movi
最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』がついに公開となった俳優ブルース・ウィリスが、およそ25年にわたって演じてきた主人公ジョン・マクレーンへの思いと、アクションシーンへの取り組みを語った。
映画『ダイ・ハード/ラスト・デイ』写真ギャラリー
記念すべきシリーズ1作目『ダイ・ハード』が誕生したのは、1988年のこと。ブルースは、「この映画が、まさか25年後も続編が作られることになるなんて、考えてもみなかったよ。パート2が撮影されることも想像していなかったんだから」と当時を振り返る。
その後シリーズは、さらに続編が製作されたが、「パート1の面白さはどうしても超えられなかった……」と複雑な心中を明かすブルース。「2作目は空港が舞台で3作目はニューヨーク、でも、どちらも1作目にあった閉所恐怖症をあおるような緊迫感は再現できなかった。むしろ、映画の舞台がどこになるかばかりに焦点が絞られちゃってね。娯楽性ばかり重視して、なかなかオリジナルのようなものが作れなかった」と冷静に分析する。
それでもファンとしては、毎回マクレーンがこっぴどい目に遭う舞台は気になるところ。「(今回は)ロシアだぜ! ついに海外にまで来たかって感じだよ」と笑うブルースの言葉通り、本作でマクレーンはロシアに降り立ち、テロリストを相手に暴れまくる。25年の間、続編が決まるたびに「次(の舞台)はどこ?」と聞かれてきたと言うブルースは、「もし次の作品を作るなら、バハマとか楽しいところで撮影したいね。最高だろ?」とニヤリ。
現在57歳のブルースだが、本作には、あと3年で還暦の彼がこなしたとは思えない、ハードなアクションが満載だ。「体力的にきつかったのでは?」と聞かれるとブルースは、「きついアクションがあったら、俺はほかの人(スタントマン)にやってもらっているから大丈夫!」といたずらっぽく笑いながら秘密を暴露。ワイルドに銃をぶっ放し、毒たっぷりのグチを言いまくりながらも、なぜかピンチを切り抜けてしまう世界一不運なタフガイ、マクレーン。彼が25年もファンに愛されてきたのは、ブルース自身がいつも悪ガキ精神を忘れないからだろう。「今回はアクションもすごいし、息子と一緒に大暴れできた。すごく楽しい作品に仕上がったから、気に入っているよ!」と本人も太鼓判を押した本作で、日々のストレスを吹き飛ばしてもらいたい。(編集部・森田真帆)
映画『ダイ・ハード/ラスト・デイ』は全国公開中