クリステン・スチュワート、「アカデミー賞」で松葉杖&「ラジー賞」で最低女優に…(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130225-00000020-cine-movi


“最高の映画”を決する「アカデミー賞」とは反対に、その年に公開された中で“最低の映画”を決める「第33回ゴールデン・ラズベリー賞」(通称:ラジー賞)の授賞式が23日(現地時間)に行われ、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』が「最低映画賞」、「最低女優賞」を含む最多7部門を制してしまった。

松葉杖姿で現れたクリステン・スチュワート(別写真)

同シリーズはラジー賞の常連でありながら、これまで1度も受賞したことはなかったものの、シリーズ完結編で見事に散る結果となった。同作は全10部門・11ノミネートを記録していた。

この『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』で「最低女優賞」を受賞してしまったクリステン・スチュワートは、なんと2日前に足の裏の親指のつけねを深く切ってしまうという事故に見舞われ、ラジー賞翌日の24日の第85回アカデミー賞授賞式には、「リーム・アクラ(REEM ACRA)」の美しいクリーム色のレースドレスに松葉杖という姿で現れるハメとなった。まさに踏んだり蹴ったりとはこのことである。

しかし、プレゼンターを務めるクリステンは、助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイに呼び止められ、松葉杖でステージに上がるのかと尋ねられると「いいえ、足を引きずってでも歩くわ」と気丈に答え、プロ根性を見せた。

クリステンには、ビートニク小説の代表作としていまなお愛されるジャック・ケルアックの小説「路上」を基にした映画『On the Road』(原題)に出演後、新米詐欺師を演じるロマンティック・コメディー『Focus』(原題)、エリザベス・バンクスと共演する『The Big Shoe』(原題)そして『スノーホワイト』の続編撮影が控えている。ぜひ、ラジー賞受賞の汚名を返上してもらいたいものだ。

前年の同賞を『ジャックとジル』での1人2役で全部門制覇したアダム・サンドラーの新作コメディー映画『That’s My Boy』(原題)は「最低男優賞」と「最低脚本賞」の2冠を獲得。また浅野忠信の出演で話題になった『バトルシップ』からは、リアーナが「最低助演女優賞」を受賞している。

【「第33回ゴールデン・ラズベリー賞」受賞結果一覧】

●最低映画賞
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』

●最低監督賞
ビル・コンドン(『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』)

●最低女優賞
クリステン・スチュワート 
(『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』、『スノーホワイト』)

●最低男優賞
アダム・サンドラー(『That’s My Boy』)

●最低助演女優賞
リアーナ (『バトルシップ』)

●最低助演男優賞
テイラー・ロートナー 『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』

●最低スクリーン・アンサンブル賞
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』

●最低脚本賞
『That’s My Boy』(原題)

●最低リメイク・パクリ・続編映画賞
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』

●最低スクリーン・カップル賞
マッケンジー・フォイ&テイラー・ロートナー
(『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』)