『オズ はじまりの戦い』R・ワイズ、バッド・ガールを演じる機会に惹かれていた(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130301-00000002-mvwalk-movi
『アリス・イン・ワンダーランド』(10)のスタッフと『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督が童話「オズの魔法使い」の前日談を完全映画化した『オズ はじまりの戦い』(3月8日公開)。ミシェル・ウィリアムズ、レイチェル・ワイズ、ミラ・クニスらがを演じた3人の美しい魔女たちを、サム・ライミ監督は「ハリウッド中の女優が演じたがっていた」と明かす。
【写真を見る】3人の美しい魔女たちはハリウッド中の女優が演じたがっていたという
レイチェル・ワイズも同じく本作への参加に大きな魅力を感じていたが、その理由は意外なものだった。ワイズは、エメラルド・シティの冷酷な支配者エヴァノラを演じるということ、つまりバッド・ガールを演じられる機会に強く惹かれていたといい、「エヴァノラは悪行をおおいに楽しんでいるわ。このキャラクターに私が惹かれたのもその部分だと思うの」と役への思いを語っている。
先日、サム・ライミ監督、ジェームズ・フランコとともに来日したワイズ。主人公オズを演じたジェームズ・フランコとの共演について、「この映画で彼と私が一緒に登場するシーンは少ししかないのよ。そのひとつは、彼が最初に謁見室に連れてこられたとき、私が派手な演出を見せつけるシーン。ジェームズは本当におもしろいの。このシーンでも、彼はとてもコメディ調だった。ものすごい魅力を持っているわね。このキャラクターは基本的にペテン師だから、道化的な要素も魅力的に演じていたわ」と、共演を楽しんだ様子。
また、サム・ライミ監督と仕事ができたことには興奮したようで、ワイズは「彼は信じられないほどの情熱と、素晴らしくも子供のようなイマジネーション、ウィット、そして人間性をこの作品に注ぎ込んでいるわ。彼には物語を語るという美しい能力があるの。本当に素晴らしいストーリーテラーよ」と絶対的な信頼を置いている。撮影を振り返り、「サムは間違いなく愛すべき人物で、信じられないほどのエネルギーの持ち主ね。撮影現場でもいつもジョークを飛ばして人々を笑わせるの。彼の演出を受けたことを心から楽しんだわ」と、サム・ライミ監督ならではの、ムードメーカーな一面も明かしてくれた。
42歳となり、ますます美しさに磨きがかかっているレイチェル・ワイズが本作でどんな新しい一面を見せてくれるのか。美しい3人の魔女たちが、オズをどのように翻弄していくのかも見どころのひとつだろう。