人気急上昇中。俳優ジェレミー・レナーが主演作を語る(ぴあ映画生活) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130301-00000001-piaeiga-movi
人気アクション・シリーズの新章を描いた『ボーン・レガシー』のブルーレイ&DVDが発売されている。本作で主演を務めたのは近年、出演作の続くジェレミー・レナーだ。精悍なルックスと確かな演技力をもつ彼のインタビューをおさめた特別映像が届いた。
ジェレミー・レナー インタビュー特別映像
“ボーン”シリーズは、肉体と精神に手を加え、改造し暗殺のスペシャリストを養成するCIAの極秘プロジェクトによって誕生したジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の活躍を描いたが、本作はその同時期に起こっていたドラマを描いた作品。ボーンと同じく暗殺者として育成されていた男アーロン(レナー)が、計画の隠蔽を図ろうとする勢力に立ち向かいながら、自身に隠された秘密に迫る姿を描いている。
レナーはこれまでも多くの映画に出演し、キャリアを積んできたが、『ハート・ロッカー』でオスカー候補になったことを機に一気に注目を集めた。最近では『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』で本格的なアクションに挑戦し、『アベンジャーズ』では弓矢の名手“ホークアイ”を演じ人気を博した。レナーは特別映像で「大人気シリーズで主役を演じるのはかなりワクワクした。今回の役柄は非常に興味深く、ジェイソン・ボーンとはまったく異なる設定だ」と説明する。
ジェイソン・ボーンは記憶を失い、自身が何者かわからぬまま迫り来る敵と戦ったが、アーロンには記憶があり、自分がなぜ暗殺者になったかを認識しながら、現在の自分に迷いを抱く。「この役に人間性を見出すことが重要だった」というレナーは「(アーロンは)感情が揺れ動き計画に疑問が沸きはじめる。彼らは計画を知っている全員を抹殺しようとする。絶えず生き残るために戦っている感じ。それが興味深い点だ」と語る。
圧倒的なアクションを披露し、同時に主人公の迷いを表現できる俳優はそれほど多くはないだろう。近年、注目を集めてはいるが、レナーは決して新人俳優ではないし、アーロンのように“手を加えられた”スターでもない。長い期間、地道にキャリアを積み上げながら獲得した演技力と身体能力が、単独主演作『ボーン・レガシー』でいかんなく発揮されている。
『ボーン・レガシー』
ブルーレイ&DVDセット(3枚組):4190円(税込)
DVD:3360円(税込)
発売中
発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント