1分で分かる「フライト」

「フライト」公式サイト　
この映画の内容って、まさにコレに尽きます。ほぼ99％この通り。
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コレは今年のアカデミー授賞式で放送された「フライト」のソックパペットによるパロディなんですが、実はストーリーをそのままなぞってたんですね～、ビックリですよ、登場人物は大幅に省略しているけど。

コレで描かれていないのは、最後の最後の部分だけかな？

この作品のテーマは古典的とも言えるもので、映画でもドラマでも今に至るまで何度も繰り返し描かれてきたものなんですが（今年のオスカー受賞作にもあるわ）、でも、そのテーマの現代における真摯な問いかけとして非常に優れたものになっていると思いました。

人の心は変わりますからね。

これを見ていて、観客はつい誘導されちゃうんですよ。
それで何が悪い？　
それでいいじゃないか。
だからそうすべきなんだ。
って。
そして映画を見終わった後でも心の半分では「そうすべきだった」なんて思ってる。

この作品で見るべきは、スクリーンではなくその自分の心なんですよね、きっと。


ゼメキス監督は自分が何者かを問いかける人物を主人公におき、彼の心の旅路（実際の「旅行」と連動している場合もある）をたどる作品を得意としていますが、「フライト」では主人公は案内役に過ぎません。私達はデンゼル・ワシントン演じるウィトカー機長に連れられて、自分達の心の旅路をめぐるのです。

その先は深い闇だったりするかもしれないけどね。