「ロックアウト」無重力バトルのメイキング映像を独占入手!(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130227-00000014-eiga-movi


リュック・ベッソンが「フィフス・エレメント」以来15年ぶりにSFアクションを手掛け、3月8日からTSUTAYAで独占レンタルがスタートする「ロックアウト」から、アクションとVFXを融合させる模様をとらえたメイキング映像を、映画.comが独占入手した。

無重力空間バトルの舞台裏を動画でチェック!

 囚人500人によって占拠され、要塞と化した宇宙刑務所に、ガイ・ピアース扮する元CIAのタフガイ、スノーが要人救出のために潜入する。2079年の未来世界を描き、舞台が宇宙に浮かぶ刑務所だけに、映画全編にVFX描写があふれる。メイキング映像では、スノーが換気口に潜り込み、巨大なローターが回転しているなか、無重力状態で敵と格闘するシーンの撮影プロセスが公開されている。

 絵コンテの紹介からはじまり、セットの設営、CGによる背景の制作、グリーンスクリーンでの俳優によるアクション、撮影機材の解説、そして合成前と合成後の比較映像までが紹介される。ピアースは、スタントなしでワイヤーアクションに挑み、「シルク・ドゥ・ソレイユと『レイダース』を混ぜた感じ」と語られるアクロバティックなシーンを見事に演じている。

 近年は「アベンジャーズ」「プロメテウス」はもとより、コメディの「テッド」など、VFXも見どころの作品が大きな話題となっているが、ハリウッドの人材が流入していることもあり、「ホビット 思いがけない冒険」や「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」などアメリカ以外で撮影された作品のVFXも格段にレベルアップを果たしている。ベッソン率いるヨーロッパ・コープ社も「96時間」シリーズや「トランスポーター」シリーズなどのアクション快作をアメリカ市場に投入し続け、ハリウッドと深くかかわりを持つ。それだけに、俳優のアクションとセット、カメラワーク、そしてCGが高いレベルで融合した「ロックアウト」のVFXシーンは、大きな見どころと言えるだろう。

 「ロックアウト」ブルーレイ&DVDは3月8日よりTSUTAYAにて独占レンタル開始(セル版は4月6日発売開始で、キャスト&監督インタビューのほか、メイキングも収録予定)。