女子が熱狂する俳優ベネディクト・カンバーバッチ、ジャーナリストのハートも鷲掴み?(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000013-cine-movi


メディアを専門に活躍するジャーナリストが投票する「UK Broadcasting Press Guild Awards 2013」が3月14日(現地時間)に行われ、ベネディクト・カンバーバッチが「最優秀男優賞」を受賞した。

【写真】私服が「SHERLOCK」っぽいベネディクト・カンバーバッチ(全11枚)

該当作品になるドラマ「パレーズ・エンド」は、英国文学史上に輝くフォード・マドックス・フォードの名作を映像化した秀作で、今回最多となる5部門でノミネートを果たし、賞レースを引っ張る存在として大きな注目を集めていたが、予想通り4部門での受賞を果たす結果となった。

ストーリーは、第一次世界大戦前後のイギリスを舞台に、地主の息子である主人公のクリストファーが、妻・シルヴィアと女性参政権活動家のヴァレンタインとの三角関係を軸に、イギリスの帝国主義(=土地こそ財産)から、銀行のマネーフローへと価値観が変わっていく世の中の移り変わりと共に、クリストファーの人生も変化していく、タイトルの通り“パレーズ・エンド(パレードの終焉)”を描いたもの。

本作は、ベネディクトの「最優秀男優賞」のほか、「最優秀ドラマシリーズ賞」、「最優秀女優賞」にレベッカ・ホール、さらに『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞脚本賞を受賞したトム・ストッパードが「最優秀脚本賞」を受賞した。

ベネディクトは、英国のみならず日本の女子たちのハートを虜にした「SHERLOCK(シャーロック)」での主演のほか、『戦火の馬』、『裏切りのサーカス』などのヒット映画に出演、今年9月には待ちに待った『スター・トレック イントゥ・ダークネス』も公開される。