『エルム街の悪夢』フレディ、当時はジョニー・デップに嫉妬!来日イベントで大奮発のファンサービス!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130505-00000016-flix-movi


映画『エルム街の悪夢』で殺人鬼フレディを演じた俳優のロバート・イングランドと、『グーニーズ』のマイキーや『ロード・オブ・ザ・リング』のサム役で知られるショーン・アスティンが5日、東京・九段下で開催中の映画イベントに出席した。二人は握手会や写真撮影に加え、急きょQ&Aコーナーを開催、周囲を囲むファンを魅了した。

フレディコスプレの参加者も! フォトギャラリー

 この日二人が出席したイベント「ハリウッドコレクターズコンベンションNo2」は、本場ハリウッドスターをゲストに迎え、サイン会・撮影会を開催する映画関連イベント。映画関連フィギュアやコレクターズアイテムを扱うブースが多数出店し、本場ハリウッドを身近に感じることができる催しとなっている。

 ハリウッド映画史でも重要な位置を占めるキャラクターを演じた二人の来日とあって、会場には熱狂的なファンが集結。さらに本格的なフレディやプレデターコスプレに身を包んだファンも姿を見せ、二人の来日を歓迎した。鉄の爪を手にしたロバートは、娘にビデオメッセージを……というファンの要求にも快く応じるなど、ショーンと共に精一杯のファンサービスを披露。サイン&撮影会では、ファン一人一人の質問にも丁寧に回答し、中には感動のあまり泣き出す参加者の姿も見られたという。

 またファンの求めに応じ二人は、急きょQ&Aコーナーを開催。ロバートは『エルム街の悪夢』1作目の撮影を振り「当時メイクアップルームにいると、二人の美しい俳優が入ってきた。(同作に出演した)ジョニー・デップとヘザー・ランゲンカンプさ。二人ともメイクなんていらないくらい若くて美しいんだ。嫉妬(しっと)したよ。そのころ二人はまだ駆け出しの俳優で、先には明るい未来が待っている。一方僕といえば、顔じゅう(フレディメイクの)接着剤やワセリンだらけなんだ。でもその嫉妬する気持ちが、フレディを演じるのに役立った」と述懐する。

 現在は同作のファンだという業界関係者から声を掛けられることもあるといい、「MTVのドラマシリーズに出演したんだけど、オファーが来た理由が(制作者たちが)『ただ僕に会いたかったから』というんだ」と笑顔を見せたロバート。またショーンも、『グーニーズ』の原案を務めたスティーヴン・スピルバーグの思い出や、「最近コリー・フェルドマンから『俺の作るミュージック・ビデオに出てくれよ』なんて電話があったよ」とかつてのキャストとの関係を明かすなど貴重なエピソードを披露。間近で二人を囲むファンも熱心にその話に聞き入り、まさに憧れのスターの存在を、身近に感じられるイベントとなった。(編集部・入倉功一)