若いやつには負けられない!? この夏、“波に乗る”40代男たちのチャレンジがアツい!(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130514-00000006-cine-movi
『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』を始め、今年は主演作が目白押しのジェラルド・バトラー。現在43歳にしていま最も“波に乗っている”男だ。彼を筆頭に、すでに数多くの代表作がありながら、なおも話題作にチャレンジし続ける、40代の“波に乗る”アツい男たちをピックアップ!
【写真】『ローン・レンジャー』、『ウルヴァリン』ほか各ビジュアル&ポスター(全11枚)
“波に乗る”ジェラルドが主演にて、実際に波に乗る姿が収められている『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』は、22歳で生涯を閉じた伝説のサーファー、ジェイ・モリアリティと、その師として彼を導いたベテラン・サーファーのフロスティ・ヘッソンの実話を、圧倒的迫力の映像を交えて描く感動作。ジェラルドは、“マーヴェリックス”と呼ばれる、カルフォルニア北部に現れる世界最大級の大波に命をかけて挑んだジェイ(ジョニー・ウェストン)の師匠・フロスティ役で、名実共に期待の新星を盛り立てている。2人の間に生まれる父子のような友情と、スタントなしで挑んだサーフィン・シーンにはぜひ注目してほしい。
ジェラルドと言えば、2004年の大ヒットミュージカルの映画化作品『オペラ座の怪人』のファントム役で世界的にブレイク。また、ザック・スナイダー監督の『300[スリーハンドレッド]』(’06)で大胆で勇敢な王・レオニダスを演じ、俳優の地位を強固なものにした。さらに今年は、製作も手がける6月1日(土)公開のリアル・アクション大作『エンド・オブ・ホワイトハウス』、さらに“ダメパパ”を演じた8月17日(土)公開の『スマイル、アゲイン』と、幅広いジャンルでさまざまな顔を見せてくれる。
俳優が見せる“様々な顔”といえば、ジョニー・デップ(49歳)を思い浮かべる人が少なくないはずだ。第5作目の製作が進行中の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのスタッフと再タッグを組んだ超大作『ローン・レンジャー』(8月2日全世界同時公開)では、白塗りの顔面に腰まであるロン毛、頭の上にはカラスという、またも強烈なビジュアルでミステリアスな戦士に。“ローン・レンジャー”こと次世代の注目株アーミー・ハマーと、ハリウッド史上最も不釣り合いなヒーロー・デュオを見せている。見た目の役作りにも妥協を許さない彼は、個性的なキャラクターを演じさせたら右に出る者はいないほど。たゆまぬ努力と挑戦で誰からも愛されるキャラクターを演じ続けるジョニーもまた、波に乗る男なのだ。
俳優業と共にプロデュース業でも波に乗っているのは、同じく49歳のブラッド・ピット。マックス・ブルックスの小説を、ブラッド自ら製作を担当して映画化したパニック・スリラー『ワールド・ウォーZ』(8月10日公開)や、現在公開中のクライムサスペンス『ジャッキー・コーガン』など、近年は主演とプロデューサーに名を連ねることが多い。『ワールド・ウォーZ』では、原作に惚れ込んだだけあり、世界規模で急激に蔓延し全人類を滅亡の危機に陥れる、謎のウイルスに立ち向かう国連職員を熱演する。
多才ぶりを発揮するのは、世界的な大ヒットの『レ・ミゼラブル』において圧倒的な歌唱力と演技力で多くの女性を魅了したヒュー・ジャックマン(44歳)も同じ。『X-MEN』で世界的ブレイクを果たした彼も、“ウルヴァリン歴”10年目。日本を舞台にした『ウルヴァリン: SAMURAI』(9月13日公開)が控えている。大の日本好きで知られるヒューが、歌舞伎町で、増上寺で、ヤクザやサムライ、忍者とバトルを繰り広げる本作は、波に乗っている男だからこそできる究極アクションとも言えそうだ。
次々と“新星”たちが跳梁跋扈し、流れも消費も凄まじいスピードで加速するショービズの世界。そんな荒波に「オレたちはまだまだ、これからが全盛期!」とばかりに、あくなき挑戦とさらなる躍進を続ける40代の男たち。この夏、あなたの中では誰が一番アツい?
『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』は6月15日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネリーブル池袋ほか全国にて公開。