亀梨和也、主演映画『俺俺』の台湾、シンガポール、ロシア公開決定に笑顔!「目指せ、33か国」(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130525-00000013-flix-movi


KAT-TUNの亀梨和也が単独初主演で33役に挑戦している映画『俺俺』の初日舞台あいさつが25日に都内で行われ、亀梨のほか共演の内田有紀、加瀬亮、三木聡監督が登壇した。この日、本作が台湾のほかシンガポール、ロシアでも公開されることが発表され、亀梨は「めちゃくちゃうれしい。(この映画が)いろんな国で増殖してくれたらありがたい。目指せ、33か国(公開)!」と笑顔を見せた。

内田有紀が美脚披露!映画『俺俺』初日舞台あいさつフォトギャラリー

 本作は、第5回大江健三郎賞を受賞した星野智幸の同名小説を映画化した異色作。家電量販店で働く主人公・均(亀梨)がふとした弾みでオレオレ詐欺を働いてしまって以降、なぜか“俺”の増殖が始まり、ついには増えすぎた“俺”が互いを“削除”し始めるという不条理劇が展開する。亀梨が大学生や警官、巨乳美女まで33役を演じて話題を呼んだ。

 これまで映画のヒットを祈願して、「3月3日、3時33分に起きる」「ライターを33回連続着火する」など33のミッションに挑んできた亀梨は、この日最後のミッションとなる「ストップウォッチを(体内時計で)33秒で止める」に挑戦することに。ところがなかなかうまくいかず、3回目の挑戦にしてようやく33秒で止めることに成功。亀梨は「たいがい何事も1回で出来るタイプではないので……」と苦笑いしていた。

 一方、亀梨ふんする均を思わせなぶりな言動で翻弄(ほんろう)する年上の女性・サヤカを演じた内田は、作品にちなんで「自分自身に消したい部分はあるか?」と聞かれると「夜中のラーメン。ラーメンが大好き。夜中にこってりのラーメンを食べたとき、(こんな自分を)消したほうがいいかなって」と告白し、隣の亀梨を「意外ですね~」と驚かせていた。

 また、主人公が働く家電量販店のイヤミな上司を演じた加瀬は、同様の質問に「役柄では、カッコ良く『諦めるな』とかよく言っているけど、普段の自分は諦めやすい。こういうヘタレな自分を削除できたらと思います」と自虐的に語っていた。(古河優)

映画『俺俺』は全国公開中