『レ・ミゼラブル』マリウス役エディ・レッドメインが告白!女性として魅力的なのは幸薄のエポニーヌ!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130617-00000027-flix-movi
映画『レ・ミゼラブル』で若き革命家マリウスを演じたエディ・レッドメインが同作のDVD&ブルーレイ発売を記念して来日し、作品の裏話を語った。エポニーヌ(サマンサ・バークス)の思いに気付かず、コゼット(アマンダ・セイフライド)と恋に落ちるマリウス役のエディだが、実際に選ぶなら「エポニーヌ」と即答。「彼女には子どものころから魅了されていて、いつでもセクシーだから。ばかげた衣装も着ていないしね」といたずらっぽく笑う。
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そんなエディとトム・フーパー監督の出会いは、2005年のテレビドラマ「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」。『レ・ミゼラブル』で7年ぶりのタッグとなったが、ドラマ出演以降、フーパー監督は欠かすことなくエディの出演舞台を観に来てくれたという。「だから今回キャスティングされたことは素晴らしかった。僕たちはお互いをよく知っているからね。個々が独立した映画業界で、再会して関係を発展させることができた僕はとてもラッキーだよ」と感慨深げだ。
本作には、旗を手にしたエディが見事に馬を駆るシーンがあるが、そこにはフーパー監督とのこんな裏話が。「『エリザベス1世~』の最終オーディションで馬に乗れるかと聞かれ、1度も乗ったことがなかったけどウソをついた(笑)。それで役をもらえたんだけど、案の定、現場では失敗して、危うく自分自身とクルーの半分を死なせるところだった。だからトムはその仕返しとして、僕をこの映画で馬に乗せたんだよ。大きな旗を持たせて、ジャンプまでさせてね」。
見せ場である「カフェ・ソング / EMPTY CHAIRS AT EMPTY TABLES」を歌うシーンは「感情が高まった状態でスタートするべき」と考えたエディ。『グッド・シェパード』で共演した名優ロバート・デ・ニーロが採った「感情的なシーンではカメラを回し続け、終わったらすぐに最初の立ち位置に戻って再演する」という手法を自らフーパー監督に提案した。20テイク以上連続で歌い続けた収録は過酷を極め、エディが「その日の記憶がほとんどない」と語るほどだ。
キャスト全員にライブで歌うことを求めたフーパー監督は「ポストプロダクションのときに歌声を修正することも許さなかった」という徹底ぶり。エディは完成した映画を観たとき「何でこのテイクを使ったのー!」と思わず心の中で叫んでしまったシーンもあったとちゃめっ気たっぷりに明かしたが、それでも真面目な顔に戻り「でもトムは完璧な歌ではなくて、役柄とシーンにふさわしいものを選んだんだ」と語る姿からは、彼が監督の選択に全幅の信頼を寄せていることがうかがえた