はい、初日に行った甲斐がありました。
サブタイトルは「最後の反省会」になっておりますが、ファンにとっては一作目からの同窓会的なイメージも強いです。よくもまあ、「ハングオーバー!」からこれだけのキャラを連れてこられたものです。あの作品で創造されたキャラ達はどれだけ愛されてるいることでしょう! フィルもステュもがんばってますが、彼らがトシと共に円熟味を増しているのに比べ、元々丸っこいアランとミスター・チャウは変わりようがないのか相変わらずのカッ飛びよう。もう、ミスター・チャウと知り合った時点で彼らの運命は変えられていてしまったのですね。
それでもなんとかインポッシブルなミッションをやり遂げ(ミスター・チャウが悪のイーサン・ハントに思えたもんで。顔は変えないけど服は変わる)、微笑ましい結末をむかえ場内がなごみ、気の早い観客がクレジットの見ないで席を立とうとした瞬間、それは始まるのです。
「もう、しません」つまり、またやったのね……。
これはきっとステュの心の叫びに違いない!
まさに三部作の結末の付け方のお手本ともいうべきこのラスト。この映画の今まで全てはこれを、このシーンをやりたいがためにあったと、そう思わせてくれるサイッコーに傑作で爆笑間違いなしの真のラスト、決してお見逃しなく!!