佐藤健「るろ剣」続編!志々雄役に藤原竜也(サンケイスポーツ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130703-00000030-sanspo-movi


俳優、佐藤健(24)主演の大ヒット映画「るろうに剣心」(大友啓史監督)の続編が2部作で製作され、来夏に連続公開されることが2日、分かった。原作漫画で1番の人気を誇る「京都編」が舞台で、藤原竜也(31)が主人公の最大の敵・志々雄として全身に包帯を巻き、目元しか見えない異色の役に挑むことも決定した。2作で興行収入60億円超えを目指す超大作だ。

 佐藤のド派手アクションが話題を呼んだ“るろ剣”が帰ってくる。

 昨年8月に公開された同作は、1994~99年に「週刊少年ジャンプ」で連載された漫画家、和月(わつき)伸宏氏(43)の剣客漫画が原作。明治維新後の日本を舞台に、殺さずの誓いを立てた伝説の人斬り・剣心(けんしん)の活躍を描く物語で、映画は興収30億円超の大ヒットを記録した。

 これを受け、来夏に「るろうに剣心 京都大火編」(前編)と「-伝説の最期編」(後編)の2部作連続公開が決定した。舞台は、原作で最も人気の高い「京都編」。日本制圧をもくろむ新たな敵との戦い、剣心の葛藤などが描かれる。ヒロインの武井咲(19)をはじめ、蒼井優(27)、江口洋介(45)らも引き続き出演。軍艦が登場するなどスケールは大幅アップする。

 1日にクランクインし、撮影は12月中旬まで。半年間たっぷり剣心になりきる佐藤は4月から殺陣を猛特訓中で「まだ3、4割。こんなもんじゃない。今回は乗馬にも初挑戦します。前作を超えるものを作らないと」と並々ならぬ意欲を見せる。

 剣心の宿敵で圧倒的強さから悪役にもかかわらず大人気のキャラ、志々雄役には藤原が決定。全身に包帯をグルグルと巻き、最後まで目元しか見えない役だが、剣心世代で96~98年のフジテレビ系アニメ版を見ていた藤原は「一生懸命取り組みたい」と気合を入れる。

 製作サイドは今回を“完結編”としており「少なくとも2本合わせて興収60億円超えを狙う」と鼻息は荒い。佐藤が「やり残すことがないようにしたい」と気を引き締めれば、大友監督も「“伝説の最期”を作りあげます」と熱く宣言。スタッフ、キャスト、一丸となって、最高の剣客映画を目指している。