宮崎駿最新作『風立ちぬ』が初登場1位!2日で興収9億円超え、100億円も視野に(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130722-00000036-flix-movi
先週末に公開を迎えた宮崎駿監督の5年ぶり最新作『風立ちぬ』が、土日2日間で興収9億6,088万5,850円、動員74万7,451人を記録し、22日に興行通信社が発表した国内興行ランキングで初登場1位を飾った。
映画『風立ちぬ』場面写真
この数字は、最終興収155億円を記録した宮崎監督の前作『崖の上のポニョ』との興収比較で93.7パーセント、また2010年のスタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』(最終興収92億5,000万円)との比較で107.3パーセントとなる成績。惜しくも『ポニョ』の公開2日間興収には及ばなかったが、最終興収100億円超えが視野に入る好スタートを切った。
今月20日に全国454スクリーンで公開された本作は、初日午後1時の時点では、全国481スクリーン公開だった『崖の上のポニョ』との興収対比で127パーセントを記録。都内の劇場では熟年の映画ファンからファミリー、さらには20代~30代のカップル、10代の男性グループなどを集客し、国民的ともいえる幅広い世代の支持を得ている。レイトショーの売り上げも好調で平日の動員も期待できるといい、配給の東宝では『千と千尋の神隠し』(最終興収304億円)、『もののけ姫』(同194億円)に迫る成績を見込んでいるという。
映画『風立ちぬ』は、ゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルとした、飛行機作りに情熱を傾け青年の姿を描いた作品。主人公・二郎の声を「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明監督が演じるほか、ヒロイン菜穂子の声優を女優の瀧本美織が務める。(ランキング・数字などは興行通信社、配給調べ)(編集部・入倉功一)
映画『風立ちぬ』は全国公開中