日本が誇る「特撮」に釘付け 大阪芸大で模擬撮影(産経新聞) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130726-00000127-san-movi


今年度から「特撮」を授業に取り入れた大阪芸術大学の映像学科が7月のオープンキャンパスで特撮の模擬撮影を行った。ゴジラシリーズなどで特撮監督を務め、平成3年に日本アカデミー賞特殊技術賞を受賞した同大学客員教授の川北紘一さんのオリジナルの物語とキャラクターを撮影。川北さんとの縁で、“ゴジラ”もトークゲスト?で参加し、盛り上げた。

 セットのビルは川北さんが東京の専門会社から借りて運んだ。「東京タワーは必需。撮影スタッフも東京から呼んだ」と川北さん。学科生が準備を手伝った。

 学科長の大森一樹監督は「消防署に申請し、火薬も使用した。数分の撮影にどれだけ時間や人力がかかっているかが分かったのでは」と話す。特撮はアニメ同様、日本が誇る技術と考える監督は、「“クール・ジャパン”のひとつとして、大学が継承していけたら」

 “ゴジラ”は川北さんが借りてきたもので傷んだ部分を学生と修理した。ゴジラを含む着ぐるみを着た4回生の小梠(こおろぎ)直矢さんは「いい経験ができました」と話した。