「スター・トレック」IMAX+3D化の裏にはクリストファー・ノーランの存在が!?(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130729-00000010-eiga-movi
8月23日に日本公開を迎える「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の監督を務めたJ・J・エイブラムスが、同作をIMAX+3D映画として製作した理由について語った。
IMAXで撮影された「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」で製作を務めたエイブラムスだが、自身がIMAX作のメガホンをとるのは、今回の「スター・トレック イントゥ・ダークネス」が初めて。IMAXや3D上映作品がポピュラーなものになっている昨今の映画界だが、エイブラムスは「誰もが一番の関心を寄せるのは、かつてないほどスリリングで感動的なドラマだ」という確固たる信念があったがゆえに、ビジュアルに注力した作品を撮ることに懐疑的であったという。そんなエイブラムスの意識を変え、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」をキャリア初のIMAX+3D映画にすべく踏み切らせた裏には、クリストファー・ノーラン監督が部分的にIMAXカメラで撮影した「ダークナイト ライジング」の存在があったと告白する。
「クリストファー・ノーランは実に親切で、『ダークナイト ライジング』のIMAXを使用した部分を私のためだけに上映してくれた。その驚くべき映像を見て、もしも今回の作品を部分的にIMAXで撮ることができるのなら、そのチャンスを生かさない手はないと思ったんだ」と語っている。さらに「とうとう、このドラマの雄大なスケール感を表現することができた。驚くほどスリリングな体験になるだろう」と、IMAX+3Dによって驚異的な映像とドラマを見事に融合できた自信をのぞかせた。
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」は、世界的ヒットを記録したSFアクション大作の第2弾。宇宙艦隊の士官であるのにもかかわらず、地球に反旗をひるがえす謎の男ハリソン(ベネディクト・カンバーバッチ)に立ち向かう、カーク(クリス・パイン)やスポック(ザッカリー・クイント)ほか宇宙戦艦エンタープライズ号クルーの活躍を追う。8月16~18日の先行上映を経て、8月23日から全国で公開。