「エヴァンゲリオン展」銀座で開幕!加藤夏希、等身大レイに敗北宣言?(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130807-00000035-flix-movi
女優の加藤夏希が7日、東京の松屋銀座で開幕した「エヴァンゲリオン展」に来場、貴重な展示の数々を前に、感激の表情を見せた。
「エヴァンゲリオン展」フォトギャラリー
大ヒットアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明総監督と製作会社のカラーが監修する本展では、画コンテやレイアウト、原画や動画など1,300点を超える膨大な資料を展示。さらに「エヴァ」に登場する、最先端の映像が生み出される過程も紹介する、ファン待望の本格的な作品展となっている。
会場では、「新劇場版」シリーズを含む貴重な生原画や設定資料、約300点を初公開。さらにテレビシリーズのセル画、キャラクターデザインを務めた貞本義行が手掛けた漫画版の複製原稿なども展示する。「エヴァ」創作の裏側が垣間見えるファン待望の展覧会とあって、初日となったこの日は、1日だけで約5,000人の観客が来場。会場は早くも熱気に包まれている。
そんな中、「エヴァ」ファン代表として来場した加藤は、展示された制作の裏側について「仕上がった作品を観て、(CG)合成が多いのかと思っていたら大間違い。手描きが多いんですよ。一番ビックリしたのは電線の細かさ。わたしなら描く段階でお手上げ状態だと思う。絵が細かいからこそ、人物がまるで生きているような、そういう空気が出るんだな」と感激の表情。場内には、等身大人気キャラクター・綾波レイの等身大フィギュアも展示されており、「リアルではありえないくらいに細くて顔が小さい。わたしもよくコスプレをするけれど、まだまだレイちゃんにはなれないなと思いました」と笑ってみせた。
シリーズ最新作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』では、加藤の親友で声優の沢城みゆきが、トウジの妹サクラの声を演じている。加藤は、「アフレコのときに(沢城と)一緒にご飯を食べた」といい、「とにかく何百テイクも録るらしく、大変そうでした。庵野監督はとにかくもう一回と、同じセリフを録り続けるそうなんです。精神的にはくると思うけど、だから(キャラの声が)リアルに聞こえるのかな」とコメント。また自身に近い登場人物として、「ちょっぴりおてんばで能天気、Sっぽさもあるので、自分ではアスカっぽいなと思っています」と明かす一方で「でも願望としてはレイちゃんになりたいです」と照れくさそうに語った。(取材・文:壬生智裕)
「エヴァンゲリオン展」は8月26日まで松屋銀座で開催中