真田広之、「ウルヴァリン」最新作ヒュー・ジャックマンとの共演を語る(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130822-00000014-eiga-movi
「X-MEN」シリーズの人気キャラクター、ウルヴァリン/ローガンを主人公に描くシリーズ第2作「ウルヴァリン:SAMURAI」に出演した真田広之が、ウルヴァリンを演じたヒュー・ジャックマンとの共演について語った。あわせて本編映像から、ウルヴァリンと真田扮するシンゲンが火花を散らす激闘シーンが公開された。
【関連写真】真田広之演じるシンゲン
真田が初めてジャックマンに会ったのは、10年ほど前に上海の映画祭に参加した時だといい、「共通の知り合いに彼を紹介してもらって、いつか一緒に仕事をしようと言いながら写真を撮ったりしたんです」。そして本作で、共演が実現した。「シドニーでヒューと会った瞬間、その肉体を見て準備の凄まじさがひと目でわかりました。まさにどこを切ってもウルヴァリンという感じで、どこからでも撮ってくれという自信と責任感に満ちていました」と述懐する。
3~4日で一気に撮ったというアクションシーンには、真田のアイデアも取り入れられており、「ローガンは左右に爪を持っている。ならば、シンゲンも二刀流でやり合うアクションをやってみたいと、リハーサルの段階で(ジェームズ・マンゴールド)監督に提案したんです」と明かす。武道に精通し、過去の作品でも見事な殺陣を披露してきた真田から見ても、ジャックマンは「振り付けを覚えてそれを形にすることに長けた俳優」で、「現場で20手くらいの殺陣を3、4回合わせてみて、じゃあ次は本番行ってみようと。その流れがとてもスムーズでやりやすかったんです」と振り返った。
しかし、上半身裸で演じるジャックマンは、真田がふるう竹光やジュラルミン製の刀を素手や首で受けるため、細心の注意が必要だった。真田は、「僕から見ると、相手の体に実際に刀を当てないといけないが、傷つけてはいけないという状況だったので、寸止めを連発しなくてはならなかった」と語っており、「ヒューも僕がギリギリで止めるのを信頼して素手で受けてくれました」という発言からも、ふたりの優れた技量と信頼関係がうかがえる。このほど公開された本編映像で、真田とジャックマンが作り上げた白熱のバトルが確認できる。
2009年に公開された「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の続編。かつて命を救った友人に招かれ日本に降り立ったウルヴァリンだが、不死をもたらす驚異的な治癒能力が消えてしまい、“限りある命”の恐怖に初めて直面する。真田のほか、福島リラ、岡本多緒(TAO)ら日本人キャストが共演する。9月13日から全国で公開。