サンドラ・ブロックが“ハリウッド殿堂入り” 女優25年目の栄誉に感激(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131001-00000007-cine-movi
宇宙での“遭難”を描き、早くもオスカー受賞が囁かれている映画『ゼロ・グラビティ』で、ジョージ・クルーニーと共演を果たしたサンドラ・ブロック。そんな彼女が、9月25日(現地時間)、俳優デビューから25年目にして見事ハリウッドの殿堂入りを果たし、米ロサンゼルスのチャイニーズ・シアターに手形と足形を残すセレモニーが行われた。
〔嬉しそうに手形をとるサンドラ・ブロック〕
米アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、SAG賞に加えて、2度のブロックバスター・エンターテイメント賞受賞、4度のMTV映画賞受賞、アメリカン・コメディ・アワード受賞、7回受賞したティーン・チョイス賞、「お気に入りの女性映画スター」に4度選ばれたピープルズ・チョイス賞など、数多くの賞の演技部門にノミネートされ、受賞してきたハリウッドを代表する大女優サンドラ・ブロック。
数々の栄冠を手にしながらも、意外にこれまで殿堂入りを果たしていなかった。ようやく今回、サンドラもついにスーパースターの証を残すこととなった。
当日は多くの報道陣とファンに囲まれて感無量といった様子だったサンドラ。「こんなイベントは本当に圧倒されてしまうわ。このニュースを聞いたときは信じられなかった。同僚が『息子に誇りに思ってもらえる何かを残す必要がある』って言ったのは正しいわね。だから、今日のこの日は家族に捧げます。そして、毎日この面白い業界で一緒に仕事をしてきた素晴らしい人たちにも。みんな本当にありがとう。今日は素晴らしい日ね!」と喜びもひとしお。
そして、この彼女の栄光をさらに輝かすのでは? と海外で好評を得ているのが主演作『ゼロ・グラビティ』だ。
そのストーリーは、衝撃的かつ絶望的だ。メディカル・エンジニアのライアン・ストーン医師(サンドラ・ブロック)が、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)と共に初めてのスペースシャトル任務に臨む。しかし、いつもと変わらぬ、船外でのミッション遂行中、思わぬ惨事が発生。シャトルは大破し、2人は宇宙の暗闇へと投げ出されてしまう…。
地球から60万メートル上空の“無重力”の世界で起こる、この遭難事故。想像するだけで目の前が真っ暗になりそうだが、宇宙飛行士以外は全く未知の体験。そんな難役を見事に演じあげたサンドラ。
果たして、『しあわせの隠れ場所』に次ぐ2度目のアカデミー賞「主演女優賞」獲得がなるか。今後の賞レースの行方にも注目したい。
『ゼロ・グラビティ』は12月13日(金)全国にて3D/2D同時公開。