『スパイダーマン』シリーズ、スピンオフ企画を計画中(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131125-00000003-cine-movi

ソニー・ピクチャーズが『スパイダーマン』シリーズのスピンオフ企画を計画中だ。ソニー上層部は今回、2012年からマーク・ウェブ監督、アンドリュー・ ガーフィールド主演で早くもリブート化されている『スパイダーマン』シリーズに登場する主要登場人物やヴィランなど各キャラクターに焦点を絞ったスピンオ フ映画を複数製作することで、同シリーズの「世界をさらに拡大する」ビジョンを明らかにしている。

【写真】アンドリュー・ガーフィールド/フォトギャラリー

ソ ニー・ピクチャーズ・エンターテインメントのマイケル・リントンCEOは今回開かれたアナリスト向けのQ&Aセッションで、「我々はスパイダーマンの世界 をさらに拡大するという野心を強く抱いています。現在すでに複数の脚本開発が進行中です」と語った上で、ソニーはそのビジョンを実現するために「マーベル やディズニーとも緊密に提携している」と明かした。

ただ、それがただちにスパイダーマンがマーベル最新作『The Avengers: Age of Ultron』(原題)に登場するということを意味するわけではないものの、2009年にマーベルを買収したディズニーが『スパイダーマン』シリーズに登 場する全キャラクターの権利を保持していることから、商品化権で問題が生じるのではないかと「Deadline」が報じている。さらに「The Rap」の報道では、ソニーのエイミー・パスカル共同会長は、マーベル・コミックがコントロール下に置いている資産を今後ソニーが有効活用すると投資家に 説明したという。パスカル会長は「我々はマーベルが保持するスパイダーマンの全キャラクター世界にアクセスするつもりです。それによって、新しいヒーロー やヴィランを登場させる展望です」と語ったそうだ。

そんな新たな進展も期待される『スパイダーマン』シリーズだが、来年4月公開予定のシリーズ最新作『アメイジング・スパイダーマン2』では、ポール・ジア マッティ演じるライノ、ジェイミー・フォックス扮するエレクトロ、クリス・クーパー演じるグリーンゴブリンなど原作コミックでお馴染みの有名ヴィランが数 多く登場する予定だ。