佐藤健、「仮面ライダー」から6年半…俳優人生を振り返る(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131125-00000037-flix-movi

俳優の佐藤健が25日、渋谷・シネクイントで行われた、スペシャルBOOK「6 1 / 2 ~2007-2013佐藤健の6年半~」vol.1~3の発売記念イベントに出席し、これまでのキャリアを振り返った。

佐藤健、過去の自分と対面!スペシャルBOOK発売記念フォトギャラリー

  初主演を果たしたドラマ「仮面ライダー電王」から現在に至るまでの6年半について佐藤は「やっているときは目の前のことにとにかく100パーセントで臨ん でいて、気付いたら今日という感じです。日々、今自分が何をするかの積み重ねで、気付いたら今日なので、どう成長したとか実感はないです」とコメント。現 在もなお駆け抜けている最中だといい、「まだ壁にもぶち当たっていないので、走り続けてもいいんだと思う。次、壁にぶち当たって、ただ走っているだけじゃ ダメな日が来たときが勝負かなと思っています」と先に待つ「勝負時」を見据えた。

 「仮面ライダー電王」出演後は、ドレッドヘアを披露した「ROOKIES」や、岡田以蔵を演じたNHK大河ドラマ「龍馬伝」などに出演。俳優の中には自 身のイメージを保ちたいタイプもいるが、佐藤は「イメージをどんどん変えていきたいタイプ」だといい、「無理にでも髪型は変えようと頑張ってやりました。 むしろ180度変えて、目の前のイメージをどんどんぶち壊していこうという感じ。何色にでもすぐになれる状態が理想です」と自身を分析した。

 さらに、6年後の30歳になった自分についてのイメージを求められると、「想像がつかなくて怖いけど、そのときにやりたいと思うことをやれていたらいい な」と将来の自分にエール。現在は『るろうに剣心』の続編を撮影中だが、今後は「コメディー映画や特殊メイクで人間じゃない役をやりたい。人っぽくない不 思議な存在感が好き」と展望を語っていた。

 同書は、雑誌「週刊TVガイド」で2007年夏から6年半にわたって連載されているコラム「タケルモード」に、クリエイティブディレクター・箭内道彦氏 によるディレクションで新たに撮り下ろしたグラビア&インタビューを加えたもの。この日、ファンと至近距離で対面した佐藤は「帰ってきた感じがしました」 とおよそ2年ぶりとなったファンイベントを満喫した様子だった。(中村好伸)

書籍「6 1 / 2 ~2007-2013佐藤健の6年半~」の「vol.1 さくらんぼ」は11月29日、「vol.2 ロックバラード」は12月6日、「vol.3 風」は12月13日発売 価格:各1,680円(税込み)