J・ローレンス助演女優賞受賞!『風立ちぬ』も…ニューヨーク映画批評家協会賞(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131204-00000009-cine-movi
12月3日(現地時間)にニューヨーク映画批評家協会賞が発表となり、『アメリカン・ハッスル』が主要3部門を受賞した。監督は『ザ・ファイター』『世界にひとつのプレイブック』のデヴィッド・O・ラッセル。
『アメリカン・ハッスル』で助演女優賞を獲得したジェニファー・ローレンス
『アメリカン・ハッスル』は実際にあった1970年代のFBI捜査官と詐欺師たちによる捜査が基となっており、今回の賞では作品賞、脚本賞、ほかのキャストとの年齢差をものともしなかった堂々たる演技を見せたジェニファー・ローレンスが助演女優賞を受賞、早くも、オスカー・レースの最前線へと躍り出た。共演は、クリスチャン・ベイル、ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・レナー、エイミー・アダムスで、全員がオスカー受賞者かノミネーションを受けている豪華キャストが話題の作品でもある本作。
ニューヨーク映画批評家協会賞は、各種批評家協会賞の中でも最も古い1935年に設立された賞で、批評家が選ぶということもあり、他の映画賞と比べて娯楽性よりも芸術性や社会性を持った作品を選定する傾向があるが、エンターテインメント性の高い『アメリカン・ハッスル』の3部門独占には驚きの声が上がっている。
その他、主演男優賞は『オール・イズ・ロスト~最後の手~』のロバート・レッドフォード、主演女優賞はウディ・アレン監督作品『ブルー・ジャスミン』のケイト・ブランシェット、助演男優賞には激やせ演技で女装愛好者を演じた『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャレット・レトが栄冠に輝いた。
また監督賞は『12 Years A Slave』(原題)のスティーヴ・マックイーン監督、長編アニメーション賞は宮崎駿監督の『風立ちぬ』、外国語映画賞は、今年のカンヌでパルムドールに輝いた『アデル、ブルーは熱い色』が受賞した。
受賞式は来年1月(現地時間)に行われ、受賞者にトロフィーが手渡される。