【第71回ゴールデン・グローブ賞】今年のトレンドは「真紅」!レッド・カーペットを飾ったセレブたち(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140114-00000017-cine-movi


1月12日(現地時間)、ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルで、第71回ゴールデン・グローブ賞授賞式が開催された。もちろん受賞結果が一番衆目を集めるところだが、女子にとっては華やかなドレスに身を包み、レッド・カーペットを闊歩するセレブ・ウォッチングも楽しみの一つ。

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まずドラマ部門主演女優賞にノミネートされていたサンドラ・ブロックは、シンガポール出身のデザイナー「プロバル・グルン(Prabal Gurung)」の3色のシルクを大胆にカッティングしたドレスで登場。一方、メリル・ストリープを制し、コメディ・ミュージカル部門主演女優賞に輝いた『アメリカン・ハッスル』のエイミー・アダムスは、「ヴァレンチノ(Valentino)」のローズ・カラーのシルエットの美しいロング・ドレス。また同作で助演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスは、「ディオール(Dior)」のホワイトのソフトなテキスタイルに2か所レザー・ストラップを巻いたストラップレスの辛口ロングドレスで登場した。

歌姫テイラー・スウィフトは、NY発の「キャロライナ・ヘレラ(Carolina Herrera)」ブラックに鮮やかなレッドのカッティングのロングドレス。リップのレッドとお似合いで彼女の中では、まだ「レッド」の勢いが続いているかのよう。去年大活躍だったジェシカ・チャステインは往年のハリウッド女優を思わせる「ジヴァンシー(Givenchy)」の豪華なブラックのロングドレスだ。

さらにドラマ部門主演女優賞に輝いたケイト・ブランシェットは、すけ感のある「アルマーニ(Armani)」のレースのドレスで、辛口の装い。そしてみんなを驚かせたのはエマ・ワトソン。背中までぱっくり開いたワンピース。赤のドレスは正面から見ると、センターに深めのスリットが入っているほかは、露出少なめのフォーマルなスタイルなのに、後ろから見るとベルト以外は全開なセクシーデザイン! それにエマは黒のレギンスを合わせ、スポーティに着こなし。なんだか寒くてレギンスを履いているような、少し微妙なドレスという評判が立った。

こちらも微妙だったのはミラ・クニス。「グッチ(Gucci)」のメタリック・シルバーのロング・ドレスだが、小柄な彼女には着こなせていないという批評も。

今年のレッド・カーペットのトレンドは、まず「真紅」。エイミー・アダムスの「ヴァレンチノ」のドレスから、ジュリア・ルイス=ドレイファスの「ナルシソ・ロドリゲス(Narsisco Rodriguez)」、ルピータ・ニョンゴの「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」まで、レッド・カーペットは真紅一色に輝いた。それもカーペットの色に溶けない微妙なニュアンスの赤が使われており、さすが世界一流のデザイナーの作品だと納得の様子。

一方、男性は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でアカデミー賞を狙いたいと抱負を語っていたレオナルド・ディカプリオは、「アルマーニ(Armani)」の礼装。激戦だったドラマ部門主演男優賞を制したマシュー・マコノヒーは、奥方ともども「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」のグリーンのスーツでキメていた。

『アメリカン・ハッスル』でコメディ・ミュージカル部門助演男優賞ノミネートのブラッドリー・クーパーは、「トム・フォード(Tom Ford)」の体にフィットしたフォーマル・スーツ。オーランド・ブルームは「ランバン(Lanvin)」のフォーマル・スーツ、男性はブランドがかぶらないような配慮をしているようだ。