【特別映像】サンドラの無線を傍受したのは…『ゼロ・グラビティ』スピンオフ作品が話題に(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140124-00000014-cine-movi


サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー主演で贈るスペース・サスペンス・エンターテイメント超大作『ゼロ・グラビティ』。圧倒的な映像、見るたびに新たな発見をする奥深い物語に多くの人々の共感と賞賛を集め、第86回アカデミー賞最多10部門のノミネート果している。このほど、アカデミー賞の大本命と称されている話題作のスピンオフ作品が存在していることが明らかになった。

【映像】『ゼロ・グラビティ』あの感動シーンの向こうでは…

すでに全世界で約680億円の興行成績を収め、日本でも観客動員数は160万人、興行収入26億円を突破する大ヒット上映中の本作。地球の上空60万メートルに無限に広がる生存率0%の宇宙の無重力空間=ゼロ・グラビティを舞台に、突如放り出されてしまった人間に襲いかかる究極の絶望と、その中で生を渇望する強きヒロインの全身を貫くような感動のドラマを描き出す。

今回、スピンオフとしてYouTube上で公開されている映像は、『アニンガ』(原題:Aningaaq)というタイトル。本作『ゼロ・グラビティ』の脚本を手がけ、監督アルフォンソ・キュアロンの息子ホナス・キュアロンがメガホンを握り、スタッフは約10人、制作費はわずか10万ドル作られた6分50秒の短編映像だ。



本編中盤のある感動的なシーンとリンクするストーリーで、ブロック演じる宇宙飛行士からの無線を傍受したイヌイットの男のドラマを描く内容となっているのだが、全米の映画マニアによると、『アニンガ』を観た後に『ゼロ・グラビティ』を観るか、『ゼロ・グラビティ』を観た後に『アニンガ』を観るかで、大きく『ゼロ・グラビティ』に対する感想が変化するそう。

そんなアカデミー賞ノミネートを果たした『ゼロ・グラビティ』に出演したサンドラは「私は、本作の撮影を通じ、女優として“一生に一度の機会”を得て、自分はなんて恵まれているんだろうと感激しています」と感無量の様子でコメント。

そして本作を手がけてたアルフォンソ・キュアロン監督は、「これほどすばらしい評価をしてくださったアカデミーに感謝します。これらのノミネーションは、個々の業績に対するものだけでなく、この夢の実現のために心血を注いでくれた無数のアーティストたちが力を合わせた結果です」と感謝の言葉を述べた。

さらにサンドラについても「私はサンディ(サンドラ・ブロック)がノミネートされたことにとりわけ感激しています。彼女はこの映画の生命。彼女はこの役に没頭していました。私は彼女の人柄のすばらしさ、私への信頼、そしてこのキャラクターがどんな人物なのかをつかむために注いだ献身に対して感謝します」と語っている。

オスカー常連のキャスト&スタッフが集結し、最新VFXと3D技術を駆使した臨場感に溢れる大迫力の未体験空間が待ち受ける『ゼロ・グラビティ』。アカデミー賞が期待がかかり注目されているいま、すでに観た方も観ていない方もこの短編を観てから劇場に行くとまた違った観方ができるかもしれない。

『ゼロ・グラビティ』は全国にて公開中。