壇蜜「RでもXでもない主演作」封切り!大雪のおかげで「今日を絶対に忘れない」(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140208-00000009-eiga-movi

女優の壇蜜が2月8日、都内で行われた主演最新作「地球防衛未亡人」の初日舞台挨拶に共演の森次晃嗣、河崎実監督と登壇。“エロスの女王”として名を馳せ る壇蜜は、「RでもXでもない主演作が初めて公開されることとなりました。まさかの大雪だけど、おかげさまで今日を絶対に忘れないと思う」と大雪にもめげ ない笑顔を客席に振りまいた。

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  元芸者の未亡人で地球防衛軍エースパイロットのダン(壇蜜)が、怪獣に殺された夫の復しゅうを遂げるべく、核廃棄物を食べる宇宙怪獣ベムラスとの戦いに身 を投じていく姿を風刺たっぷりに描く。壇蜜は、物議をかもす内容にも「河崎監督は洒落で社会に一石を投じる、それでおとがめのない映画を作る方。他の人が 作れないジャンルだという認識はあった。そんな映画の中にいさせていただくのは光栄なこと」とオファーを快諾した。

 「ウルトラセブン」のモロボシ・ダン役で一世を風靡(ふうび)した“元祖”ダン隊員の森次は、「面白いね、この映画! 真面目に撮ったら政治的にヤバイ けれど、これが河崎監督の力」と感心しきり。新生ダン役の壇蜜は、「特撮世界のヒーローなので、世界観を壊さないか心配もあった。私はグラビア出身なの で、特撮は敷居の高いもの。敬意を払ってご一緒させていただいた」と真剣な面持ち。森次は「自分の考えをしっかり持った方」と壇蜜を称えたが、河崎監督に 「撮影中はデレデレでしたよ」と暴露され、照れながらも認めていた。

 「日本以外全部沈没」「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」など、独特な皮肉を盛り込んだSFコメディを撮り続けてきた河崎監督は、「エロスのシン ボルである壇蜜さんを迎え、現代日本の欺まんを暴く! どうなっているんだ日本は! 明日の選挙どうするんだ! これからは社会派の監督になるのでよろし く!」と熱弁をふるい、壇蜜には「あなたは時代のアイコン。女神になって!」と熱視線を注いだ。“女神”と呼ばれた壇蜜は、「バレンタインが近いでしょ。 チョコレートは誰かからもらうでしょ。だからハート形のごっつい煎餅を持ってきた。皆さんで召し上がってください」とファンサービスも忘れなかった。