アカデミー賞授賞式を欠席したノミネート女優が、レッドカーペットで歓声を浴びるハプニング! | ニュースゲート http://www.news-gate.jp/article/44919/


『あなたを抱きしめる日まで』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされていたジュディ・デンチが、現地時間の3月2日に行われる第86回アカデミー賞授賞式を欠席することが正式に明らかになったのは前日のこと。それでも、レッドカーペットで‟ジュディ!”という歓声が上がるという奇妙な現象が起こった。

御年79歳のジュディは本当に授賞式に出席したかったそうだが、「『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(12)続編の撮影で、現在はインドに滞在中です。26時間もかかるので、残念ながら授賞式を欠席することになりました」と、関係者がピープル誌が伝えていた。

同授賞式には残念ながらノミネートされなかったトム・ハンクスが、『キャプテン・フィリップス』で演じた元船長のフィリップス本人と、ジュディが『あなたを抱きしめる日まで』で演じたフィロミーナ・リー本人が参加していたが、間違えられたのはフィロミーナではなく、まったく別人だったという。

「レッドカーペットでは、熱狂的なファンが『ジュディ!ジュディ!』と叫んでいました。ショートカットの私の妻(スー・ムンロ)とジュディを間違えたようです」と、『ゼロ・グラビティ』と『キャプテン・フリップス』でアカデミー賞録音賞にダブルノミネートされ、『ゼロ・グラビティ』で録音賞を受賞したクリス・ムンロがデイリー・メール紙に語っている。

だが、『ブルージャスミン』で主演女優賞に輝いたケイト・ブランシェットが、「今回は女性を主人公にした素晴らしい作品がたくさんあり、本当に嬉しく思います。ヒットもするし、ノミネートもたくさんされた、いい映画が多くあります。女性が主人公の映画が、多くの人たちに求められている証拠です。今日欠席しているジュディも79歳にして、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』続編の撮影をしているんです。素晴らしいと思いませんか」と受賞スピーチでジュディを称えており、不在ながらも抜群の存在感をアピールしたようだ