『キャプテン・アメリカ』新作は『アベンジャーズ』シリーズをつなぐ重要作!兄弟監督が受けた使命とは?(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140419-00000003-flix-movi
『アベンジャーズ』シリーズ最新作『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のメガホンを取ったアンソニー&ジョー・ルッソ監督が、新たなキャプテン・アメリカの魅力について語った。
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ハードでスピーディーなアクション、キャラクターの苦悩を深く掘り下げたストーリーなど、前作を観た観客も驚くような進化を遂げている本作。そんなハードでシリアスな物語世界を、ダニエル・クレイグ版「007」や「ボーン」シリーズ、『ダークナイト』などと並べて評価する声も多い。その狙いについてルッソ兄弟は「これまでは、過去の人間が現代にいることで笑いを生んでいた。それはそれで確かに面白いとは思うんだけど、そろそろ彼も先に進んでもいいと思ったんだ。よりタフで複雑なキャラクターとしてね」と明かす。
『アベンジャーズ』シリーズのプロデューサー、ケヴィン・ファイギはルッソ兄弟に、これまでの流れを踏まえた上で、「本作で(キャプテン・アメリカたちが所属する国際平和維持組織)S.H.I.E.L.D.(シールド)の崩壊を描くことがとにかく重要だ」と告げたという。
その使命を受けた兄弟は「本作は、『アベンジャーズ』続編のスタート地点。さらには(再びルッソ兄弟がメガホンを取る2016年公開予定の)『キャプテン・アメリカ』の続編にもつながるんだ」と期待をあおる。確かに本作には、『アベンジャーズ』と2015年公開予定の続編『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン(原題) / Avengers: Age of Ultron』をつなぐ要素が満載で、シリーズを語る上で見逃せない重要作でもある。
とはいえ、シリーズの今後の展開は謎のベールに包まれたままだ。くしくもテレビ番組のトークショーに出演した俳優のドン・チードルがシリーズの今後について語ろうとすると、彼の頭にスナイパーのものと思われるレーザーサイトの照準が定められ、関係者に口止めされたことは話題を集めた。これはもちろん、続編について語るのがご法度であることを踏まえたジョークであるのは言うまでもないが、放送を見ていたというルッソ兄弟は「あれ(ネタバレをしたら暗殺されるの)は本当のことだよ!」と爆笑していた。(取材・文:壬生智裕)
映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』は全国公開中