アーノルド・シュワルツェネッガー最新作『サボタージュ』、今秋公開へ(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140606-00000009-cine-movi


2011年にカリフォルニア州知事の任期を終え、ハリウッドに完全復帰を果たした“アクションの代名詞”アーノルド・シュワルツェネッガー。彼の最新主演作『サボタージュ』が、この秋に日本に上陸することになった。

【写真】アーノルド・シュワルツェネッガー最新作『サボタージュ』

ジョン・ウォートン(アーノルド・シュワルツェネッガー)率いるDEA(麻薬取締局)最強の特殊部隊は、麻薬カルテルのアジトヘ奇襲作戦を実行し、見事な戦術で敵の制圧に成功。しかし、一味の隠し金1,000万ドルが忽然と消える。さらにジョンの部下が、ひとりずつ何者かに惨殺される不可解な事件が発生。

果たしてジョンに恨みを持った麻薬組織の仕業なのか、それともチーム内の誰かの犯行なのか。ジョンと地元の女性刑事が捜査を繰り広げる中、チームのメンバーは疑心暗鬼に陥り、猟奇的な連続殺人はさらなる異常な展開を見せるのだった…。

本作は、殺しのターゲットにされたチームの面々が、同時に容疑者でもあるという複雑怪奇な状況のもと、“消えた1,000万ドル”の謎を究明するドラマが進行していく、という巧妙な捻りが効いたサスペンス・アクション。

今回、シュワルツェネッガーが演じるのは、“ブリーチャー(破壊屋)”の異名を持つ不屈の捜査官。犯罪を憎み、チームの絆を重んじるリーダーだが、実は完全無欠のヒーローではない。屈強な外見からは伺い知れないダークなトラウマを内に秘め、時に法を逸脱する行為に手を染めることもある人物だ。演技者として新境地を模索するシュワルツェネッガーは、そんな善と悪の境界が曖昧なキャラクターに惚れ込んだそう。

監督は『エンド・オブ・ウォッチ』で絶賛された新進気鋭デヴィッド・エアー。迫力ある銃撃戦やカーチェイスを、リアリティにこだわって実際に市街地で撮影。疾走する車に、カメラを直接据えつけた斬新なショットなど、CGに頼らない体感型のアクション・シーンが楽しめる。

シュワルツェネッガーの部下役には、『アバター』のサム・ワーシントンや、『プリズナーズ』のテレンス・ハワード。そしてテレビシリーズ「キリング/26日間」のミレイリ・イーノスが、男勝りでセクシーなチームの紅一点を熱演し、『ゴーストライター』のオリヴィア・ウィリアムズが、事件解明に執念を燃やす刑事役でドラマに厚みを加えている。

アクション、サスペンス、ミステリーが合体した本作。シュワルツェネッガーの新境地をハラハラドキドキしながら体感してみて。

『サボタージュ』は今秋、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。