6月1日(日)にオープンしたばかりのデンタルクリニック


プリーチェ

裏から見ているので鏡文字ではありますが、読めますでしょうか、Puliceの6文字が♪


聞き慣れない単語ですけれどそれもそのはず「プリーチェ」は英語の「プリティ(可愛いらしさ)」とイタリア語の「フェリーチェ(幸福感)」を掛け合わせて作られた全く新しい言葉なのです。そこには「女性にはいつまでも変わらない可愛らしさを求めていて欲しい。常に幸福感を感じていて欲しい」という願いがこめられているのですよ。


だから置かれている調度品の一つ一つが可愛らしくって、しかも幸福感を醸し出すものばかり!

受付は花でいっぱいだし……


片隅に何気なく置かれている絵にさえ可愛らしさがあふれています。

スタッフも全員女性で、まさに女性が安心して通える女性のための「女性専用のオーラルエステスタジオ」なのです!


ああ、男性がいないと、無駄な緊張を強いられたり不必要に身構えたりすることがないからラクでいいわ。心からリラックスするためには、この「女性専用」って、本当に心強いですよね。


別に私男性が嫌いなわけではありませんけれど、以前ジムに通おうとあちこちで体験レッスン受けていた時、スタジオ内における男性の比率が高いと「ちょっとヤだな……」と思ったことがあるんですよ。遠くに一人か二人いるぐらいならいいですけど、近い場所に何人も男性がいると安心して落ち着いてヨガができないんですよ。リラックスできないから、呼吸もしっかり中に入っていかない。結果としてヨガそのものも中途半端になるっていうね、そういう感覚。


別にまわりにいる男性がステキだから気が散るというんじゃなくて(だったら逆に喜んでますわ)、無防備に近い状態の時に異性が側にいることに対して危機感を感じてしまうんだと思うんですよ。女性だけならば多少下着が見えてもそんなに気にならないけれど、男性の前ではそんなことはできない……みたいな、心にガードが生まれちゃうのですね。


実はそれはインストラクターに対しても同様に感じるわけで、ヨガの先生が男性の時は結構カラダ、固いままだったりするんですよ。ほんっとにカラダって心を敏感に反映するもので、ポーズをとっててもカチンコチンって雰囲気。


で、思い出したんですけれど、歯医者さんも女性の時の方が割と最初から安心して気楽に口がばっと開いてたなあって。最近では最初に診てくれるのが歯科技工士さんのことも多いですが、技工士さんって女性が多いですよね? それで最初はさほど不安を感じず大口あけてても、肝心の歯医者さんが男性だと一気に緊張が走って口の周りが強張って、そのせいでいつも「もっと口大きく開けて」なんて言われてたような気さえします。


まあ、しばらく歯医者さん行ってなかったのは何もそれだけがイヤだったわけではないのですが。


それはさておき、その場にいる人が全員女性だと気がラクでリラックスできるのはヨガばかりじゃなくてデンタルクリニックも同じなんだなあと、その時思ったわけですよ。


いや、ほんと、お口の中のことを相談するのにも、男性の歯医者さんが相手じゃなければ腹を割って(?)話せるんだなあと実感したし。まさか「女性専用」か否かでこんなにも自分の心のあり方が違うなんて思ってもみませんでしたが、体験しなければ分からないこともあるんですね。


こちらが施術台。シャンプー台じゃない証拠に、向こう側に歯医者さんといえば欠かせないうがい用の機械がおいてあります。


足元のすぐ先は窓でなので開放感があるんですが、外を行き交う人からこちらの姿が見えないので安心感もあるのです。



この日私が受けたのはプリーチェコースでした。

内容は以下の通り
・カウンセリング
・PMTC
・ホワイトニング
・リップエステ
 または
・ガムマッサージ


まずは丁寧なカウンセリングから始まります。

この日のメインは私的には「ホワイトニング」だったのですが、歯がいきなり全部CMに出ている某女優さんみたいに不自然な真っ白になったらどうしようというのを実は密かに心配していたのですよね。でも説明を聞く内に、まず一回のホワイトニングではそこまで白くなることはないということが分かったので、これも密かに胸をなでおろしたりして。


また「ホワイトニング」によって白くなるのは自前の歯のエナメル質のみなので、差し歯や虫歯治療で詰めた部分などはそのままの色で残るそうです。

ワタクシ、なにしろコーヒーと赤ワインのヘビードリンカーなので、歯の着色が結構あるので今は治療した部分の方が白っぽく抜けてたりするので、とりあえずはホワイトニングでその色に近づくようになりますということでした。


これが段階が進んで、歯の方が新庄さん真っ白になっちゃうと、差し歯や詰め物の方が黄色くて目立つようになるんだそうで、そうなったら今度歯の色に合わせて差し歯&詰め物のやり直しをしなければいけないそうですが、私は一般人なのでそこまで白くしなくてもいいかな……。


こちら歯の色を示す指標、シェイドアップナビ。

新庄さんレベルに真っ白だと、向かって一番左の「1」になります。


施術前に写真を撮ってチェックしたところ、私は「7」にあたりました。こちらは右から3番目なので、かなり黄色い方でしょう。だからこそ、ホワイトニングをしたかったわけでね。


私は煙草は吸わないんですが、コーヒーと赤ワインを浴びるように飲んでいるので、元々白くもない歯がますます黄色くなってしまうのですわ。


これを「白」に近い状態に近づけるには一回では無理なので、何回か通わなければならないそうです。或いは自分の歯の型をとって、それで自宅でもホワイトニングをできるようにすれば早いそうですが、まあ、それはいずれまたの機会ということにして、今日のところは一回でどれだけ白くなるのかを実感するぐらいにしましょうということになりました。ちなみにホワイトニングする歯も全部ではなく、門歯と犬歯の上下6本ずつ。とっかかりとしては充分なのではないでしょうか。


カウンセリングのあとはホワイトニングに備えて歯のクリーニング。歯石などもしっかりとって頂きましたが、これが微妙なところで、無理に根こそぎとるとホワイトニングの際のジェルの薬剤がしみるかもしれない……というので、「綺麗にしつつ、でもしみない」というギリギリのラインを狙ってのクリーニングになります。このさじ加減、絶妙なテクニックと深い経験あってのものですね! 実際、ホワイトニングの際も、その後も「しみる」ということは一切なく、しかも歯石を取り除いて貰ったおかげで歯肉炎がクセになってた歯茎までよくなっちゃいました♪ 


処置に使う器具はどれも滅菌済みで密閉された袋に入っているものをその場で破いて取り出して使います。

これなら使い回しの心配もありませんね!


準備が整ったところでいよいよホワイトニングに入ります。

唇全体に保湿剤を塗って、アングルワイダーという口を開いたままにしておく装置をつけます。この装置、見た目でかくて「ええっ?!」と思うのですが、意外とすっぽり口に収まるものなのですよね~。装着した姿はどう考えてもホラー系になりそうですが、まあ、ほら、男性の目を気にする必要のない女性専用クリニックですからね、大船に乗ったつもりで(?)つけちゃいましたよ、あたしゃ。


その後、歯茎についたりしないよう、慎重に慎重にホワイトニング用のジェルを歯にのみ、つけていきます。


そこから15分ずつ3回に分けてライトを照射……だったと思うのですが、なんと私、アングルワイダーで口を開けたままなのにいつの間にかすやすや眠っちゃってて……気づいた時には終わっていたんですよね~。ホワイトニングの真っ最中にぐーすか寝ることができるというのも、プリーチェがいかに安心してリラックスできるかの証拠だとは思いますが……レポートが中途半端で申し訳ないです。


再び写真を撮り、ホワイトニング前の歯の色と比較。

7だった歯の色が6に近くなって、ホワイトニング大成功!


ナビで見ると薄皮一枚むけた程度の差にしか思えないかもしれませんが、日々自分の黄色い歯を鏡で見てタメイキついてた身にしてみると、かなり違って見えます。「黄色」から「白っぽく」なった。これだけでも充分嬉しい変化ですよ。他の歯や治療痕との色の差も目立たないし、私には丁度よかったという感じです。


最後はガムマッサージ。

マッサージ用のジェルの香りは2種類あって、ミントとオレンジミント。

私はミントでお願いしました。

繊細な指先で優しく歯茎をおさえられていくうちに、危うく再び眠り込みそうになりました。ほとんど身も心も預けきってましたね。


これにてプリーチェコースは終了。ありがとうございました。


その後別室にうつり、美容ドリンクを頂きながら院長先生じきじきにお話を伺いました。



プリーチェには「プリーチェコース」の他に「オーラルドックコース」というのもあるそうです。「ドック」は「人間ドック」のそれですね♪ お口の中に調子の悪いところがないかどうか、全体的な点検をするものと思えばよいでしょうか。


・カウンセリング
・歯の色チェック
・口の匂いチェック
・口の潤いチェック
・唾液の状態チェック
・かみ合わせの状態チェック
・PMTC




と細かいチェックの積み重ねで、漠然と抱えているお口の中の不安要素を分析し、原因を見つけ出していくのだそうです。


例えば口臭一つとっても、そのニオイの違いで原因がプラークによるものか、内蔵によるものか、舌苔(ぜったい)によるものか、オゾニトロンという装置で分かるんだそうです。幾ら歯を磨いても原因が内臓や舌苔にあれば口臭はなくならないわけです。まずは原因を究明して、そこに的確な対処をする。この科学的で無駄のないやり方、好きですね♪


それだけ論理的なのに、女らしさを失わない。院長先生のポリシーが見事に反映されているプリーチェ で一度お口のエステを体験してはいかがでしょう? 


お肌も髪も爪も綺麗にしたなら、次のお手入れは歯の番です♪



医療法人社団バーデン会様にご招待いただきました