エマ・ワトソンにインタビュー ユーチューブで役作りからパジャマ大人買いまで告白(クランクイン!) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140613-00031361-crankinn-movi
エマ・ワトソンが、すっかり大人になった。私生活で、この春ブラウン大学を卒業したかと思ったら、最新作『ノア 約束の舟』(6月13日公開)では、なんと母親役を演じるのだ。聖書にある「ノアの方舟」にもとづくこの映画でエマが演じるのは、ノア(ラッセル・クロウ)の養女イラ。自分が生んだ赤ちゃんの命が、ノアの使命のため危険にさらされた時、イラはなんとしてもわが子を守ろうとする。
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「私は妊娠も出産も経験したことがないから、この役はとても難しかったわ。ユーチューブで出産関係の映像を見たり、大量の本を読んだりして、準備をしたのよ。人間を生み出すというのは、女性だけがもつパワー。この役のおかげで、私自身も新しい力を得て、人として豊かになれたような気がしている」。
次は『ハリー・ポッターと死の秘宝』のデビッド・イェーツ監督の新作に出る予定だったが、イェーツが個人的理由で降板。予定が開いてしまったところへ、エージェントがこの映画のオーディションの話を持ち込んできた。『ノア~』の製作準備も終盤に入っており、撮影開始も目の前に迫ってからのことだ。
「ダーレン(・アロノフスキー監督)が『ノア~』を作ろうとしていることは知っていたし、彼とは面識もあった。でも、話が来たのはオーディションの2日前で、準備するための時間がほとんどなかったの。そんなストレスだらけの状態で出かけた上、ダーレンは、役者がどこまでできるか徹底的にテストする人なのよね。受かったという連絡は、1週間後に来たわ。それから即、ロケ地のニューヨークに飛んだの。オーディションを受けさせられたことは、まったく気にならなかった。ほかにも若い女優がたくさんこの役を狙っていたことは知っているし、『ハリー・ポッター』で有名だからという理由で役をもらうのではなく、オーディションで勝ち取ったという事実に、むしろ満足を感じるわ」。
ファッションアイコンとしても知られる彼女が、今一番注目するデザイナーは、オスマン。『ノア~』のプレスツアーでも、このブランドの服を3、4枚着用したという。だが、ついつい買ってしまうこだわりのアイテムは、バッグでも靴でもなく、パジャマだというから驚きだ。
「パジャマは20組くらい持っていると思う。色も、長さも、素材も、いろいろ揃っているわ。人に見せられるアイテムでもないのに、なぜだかまた買っちゃうのよね(笑)」。