香港のスピルバーグことツイ・ハーク監督、次回作に日本人俳優起用の可能性を示唆!(クランクイン!) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140712-00031808-crankinn-movi
香港の巨匠ツイ・ハークが、最新作『ライズオブシードラゴン 謎の鉄の爪』の8月2日の日本公開に合わせてインタビューに応じ、「クランクイン!」がその内容を独占入手した。
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本作は、中国映画史上最高の製作費2億元(約32億円)を費やし、興行収入は6億元(約96億円)の超メガヒットを記録した怪奇アクションアドベンチャー。中国版シャーロック・ホームズともいえる主人公ディー・レンチェ判事が海の神・龍王「シードラゴン」の謎に挑む。
なお、本作は2010年にアンディ・ラウ主演で話題となった『王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件』の前日譚にあたり、若き日のディーを「台湾4大若手俳優」にも選出されたマーク・チャオが熱演している。
メガホンを取った監督は、判事ディーの魅力はその時代背景にあると語る。「(舞台となる)7世紀中国の唐王朝は、東西が入り交じり国際色豊かで、様々な人が首都の街に住んでいました。女性と学者は現代の人々よりも自由だったくらいです」。
そんな魅力的な街を再現したセットについては、「何もないところから、街を作り出したのではなく、他の人たちから譲り受けた古いセットで新しい街をつくり上げ、壮大なイメージを作り上げました」と、意外にもリサイクルで7世紀の街を再現したことを明かした。
また本作では、中国、台湾、韓国などアジア圏の俳優が集結しているが、次回作に日本人俳優が出演する可能性についてハーク監督は、「十分にあります。気になる日本人俳優は大勢いますが、誰を起用したいかは、プロジェクトがしっかり決まるまでは言えません」と答え、前向きに検討していることを示唆した。
映画『ライズオブシードラゴン 謎の鉄の爪』は8月2日よりシネマート新宿、シネマート六本木ほか全国順次公開。