オーランド・ブルーム主演! サスペンス・アクション「ケープタウン」酒・女・薬に溺れるワイルドな役で見事な肉体を披露 | 海外ドラマ&セレブニュース TVグルーヴ http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/2/nid/17958.html @TVGrooveさんから


オーランド・ブルーム主演のサスペンス・アクション映画「ケープタウン」が、8月30日(土)に公開される。

「ロード・オブ・ザ・リング」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで、日本でも絶大な人気を誇るオーランド・ブルームが、仕事はできるが、女にだらしなく酒を手放せない刑事という、これまでにないワイルド役に挑戦。劇中では鍛え上げた見事な肉体(しかも全裸!?)を披露している。

そんなオーランドについて、共演者であるフォレスト・ウィテカーと監督のジェローム・サルが語ってくれた。


◇フォレスト・ウィテカー

彼とは撮影の間中、ずっと意見を交わしていたよ。面白いのは、同じシーンがほとんどないにも関わらず、映画を見ると全く逆の印象を持つことだ。彼が演じるブライアンと私が演じたアリとは、つらい過去を抱えているところなど多くの共通点がある。アリは酒やセックスに依存しているしね。終いには二人とも、この幻想に向き合わなくてはならないんだ。オーランドと共演出来て本当に良かったよ。彼はこの作品で素晴らしい仕事をしたと思う。


◇ジェローム・サル監督

オーランドの役に関しては、白人のアングロサクソンが必要で、3~4人候補がいた。誰もが納得する選択ではないことを理解しつつも彼を推したのが僕だった。

僕を駆り立てた客観的な理由は3つ。まず、ブライアンという役柄がいとも簡単にステレオタイプになりえること。くたびれた警官で、別れた妻との間に問題を抱えていて、息子とは疎遠になっており、酒とクスリに溺れている――ちょっとステレオタイプだよね。実生活でとてもポジティブな印象を与えているオーランドだったら、ステレオタイプに陥らないで、みんなを驚かせるような新しいブライアンを魅せてくれると思ったんだ。

そして、彼の家族が南アフリカと密なつながりがあることが分かった。彼の父親のヘンリー・ブルームは実父ではないけれど、南アフリカではよく知られたジャーナリスト兼作家で、反アパルトヘイトの闘士だった。出国せざるを得なくなり、それでイギリスでオーランドの母親と出会ったというわけさ。

そして最後に、オーランドとの最初のミーティングの時から、彼を動かしているものすごいモチベーションを感じることができた。彼は物語と我々が作り出そうとしている映画を完璧に理解していた。立ち位置が同じだと思ったし、頭のいい男だからあとは一緒にブライアンを形作っていくだけだったね。この役柄は彼にとってはリスクが大きかったけれど、彼には感動したよ。

■ ストーリー

凄惨な殺人事件。多発する子供の失踪―

事件の真相に迫った時、2人の刑事は、 街<ケープタウン>に潜む深い闇に飲み込まれていく

南アフリカ・ケープタウンで人気の元ラグビー選手の娘が殺された。2人の刑事ブライアンとアリが、少女の事件当夜の足取りをたどると、ある薬物の売人と会っていたことが分かる。その薬物は、最近頻繁に起こる「子ども失踪事件」の現場にも残されていたものだった。その恐ろしい成分が明らかになると、一連の事件は組織的な陰謀の表層に過ぎないことがわかってくる。それは、この街<ケープタウン>に潜む根深い闇が関係していた。事件の真相に辿りつきつつあるブライアンとアリにも危険が迫っていた―

■ 公開情報

「ケープタウン」
8月30日(土) 新宿バルト9他にてロードショー

http://capetown-movie.com/