ベネディクト・カンバーバッチ、バットマンを演じたい?コミコンデビューで質問攻め!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140725-00000020-flix-movi


北米最大級のコミックや映画の祭典コミコン・インターナショナル(以下、コミコン)が現地時間24日、米サンディエゴで開幕を迎えた。6,500人収容のホールHでは、ドリームワークス アニメーションのパネルが行われ、人気シリーズ『マダガスカル』のスピンオフ『ザ・ペンギンズ・オブ・マダガスカル(原題) / The Penguins of Madagascar』で声優を務めるベネディクト・カンバーバッチが出席。人気スターのコミコンデビューに、会場からは大きな歓声が送られた。

 アメリカでも絶大な人気を誇るカンバーバッチは、直接コミコンに登場するのはこれが初めてとのこと。本作では、主人公のペンギンたちと行動を共にするオオカミのエージェント、クラシファイドの声を担当しており、共演するジョン・マルコヴィッチ、共同監督のエリック・ダーネル、サイモン・J・スミスらと共に登壇した。

 質疑応答では、カンバーバッチに質問が集中。時にはジョークを交えながら真摯(しんし)に応じていた彼だが、マーベルの最新ヒーロー映画『ドクター・ストレンジ(原題) / Doctor Strange』の主役候補とささやかれているだけに、観客からは「代表的なコミックブックのキャラクターなら、誰を演じてみたい?」と質問される場面も。

 コミコンの観客も大盛り上がりとなる中、カンバーバッチは、あえてマーベルを避けて? 「バットマンかな」と回答。一方、この日は常にユーモアを交えた受け答えで観客の笑いを誘っていたマルコヴィッチは、同じ質問に「ロイス・レーンだね」と「スーパーマン」の恋人の名を上げて会場を爆笑に包んだ。

 さらにこの日は、カンバーバッチの代表作ともいえるドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」について、司会者が「ドラマについての質問が出たら、コミコンはキャンセルだ」とジョークを飛ばす場面も。それでも観客から、「『SHERLOCK』で、来年のコミコンに帰ってきてくれる?」と尋ねられると、困り顔を見せながらも「たぶんね」と応じていた。

 この日は『ザ・ペンギンズ』の特別フッテージも上映。個性豊かなキャラクターたちの軽快なジョークの応酬と爽快なアクションで、観客から拍手喝采を受けていた。(編集部・入倉功一)