玄田哲章、当たり役の『トランスフォーマー』オプティマス役の続投に喜び! - シネマトゥデイ http://www.cinematoday.jp/page/N0064493 @cinematodayさんから
人気声優の玄田哲章が、映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』の日本語吹き替え版収録後にインタビューに応じ、その声優人生を振り返った。
人気SFアクション映画『トランスフォーマー』シリーズにおいて屈指の人気を誇るオプティマスプライム。1980年代に放送されたアニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」から近年のハリウッド実写版に至るまで、玄田は一貫して、オプティマスプライム(コンボイ)の吹き替え声優を担当してきた。
「多くの役柄は1年もやれば終わりが来てしまいますからね。ここまで続けてこられるということはうれしいことですよ」と笑顔を見せる玄田は、「(ハリウッド実写版のオプティマス役の声優に)決まるまでは紆余(うよ)曲折がありましたけど、『玄田哲章でなければ観ない』とファンの方が後押ししてくださった。そう言ってもらえたのはうれしかったですね」としみじみ振り返る。
最新作『トランスフォーマー/ロストエイジ』はキャストを一新し、新たなシリーズとして生まれ変わった。「今回は新しい物語となるんですが、その中でもオプティマスプライムが不動の地位でいられるのはうれしいこと」と語る玄田は、多くの人の心を惹(ひ)きつけるオプティマスの魅力を「正義感も強いし、分析力もすごい。リーダーシップもある。この映画では地球人に裏切られるんだけど、それでも地球人のために身を粉にして敵に立ち向かっていく。そういうところが人気なんでしょうね」と分析する。
オプティマスプライムをはじめ、アーノルド・シュワルツェネッガーなど「この声は玄田哲章でなくては」といった当たり役が多いが、「もともと声優の世界は昔から早い者勝ちみたいなところがあって。昔は50人くらいしかいなかったんで、そのときに配役がパパッと決まって。それが持ち役として今に至る、という歴史があるんです」と玄田。「ただし、今では持ち役という考え方は薄れています。そんな中で持ち役があるのはうれしいこと。人間はもちろん年を取るし、それは避けられないこと。それでもファンの皆さんの期待に応えるために、影の努力はしているんですよ」と力強い声で語っていた。
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