恋愛映画の巨匠パトリス・ルコント最新作、2015年正月公開!レベッカ・ホール×アラン・リックマン(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140929-00000011-flix-movi


映画『仕立て屋の恋』『髪結いの亭主』などで知られる恋愛映画の巨匠パトリス・ルコント最新作『暮れ逢い』が2015年正月に日本公開される。「惹かれあう恋人たちの欲望 それは、時の経過に勝てるでしょうか」というルコント監督の言葉から始まる予告編が公開され、『アイアンマン3』のレベッカ・ホール、『ハリー・ポッター』シリーズのアラン・リックマン、実写映画『シンデレラ(原題) / Cinderella』の王子役に抜てきされたリチャード・マッデンらが気高くも官能的につづるロマンチックな物語の一端が明らかになった。

 舞台は1912年。大病を患い、自宅療養を余儀なくされた実業家ホフマイスター(アラン)の屋敷に、彼の個人秘書として才覚あふれる美しい青年(リチャード)がやってくる。一つ屋根の下で暮らすうちに、次第に惹(ひ)かれ合っていくホフマイスターの若き妻ロット(レベッカ)と青年。青年の南米への転勤が決まったことで二人は初めて気持ちを伝え合って「戻ってくるまで、変わらぬ愛を誓おう」と約束するが、その後訪れる第一次世界大戦によって彼らの運命は大きく揺れ動くことになる……。

 「マリー・アントワネット」で知られるステファン・ツヴァイクの小説を原作にした本作。音楽を担当したのは、『善き人のためのソナタ』『リプリー』などのガブリエル・ヤーレだ。ロットが身にまとう香水、ゲランの「ルール・ブルー」が匂い立つような予告編では、1900年代初頭の上流社会の華やかな衣装やベートーヴェンのピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴」の甘美で切ない旋律に目と耳を奪われる。ロットと青年の8年間にわたる“純愛”の行方に注目したい。(編集部・市川遥)

映画『暮れ逢い』は2015年正月、シネスイッチ銀座ほか全国