スカパー!映画部の企画で招待されて「第27回東京国際映画祭」に参加して鑑賞したチャップリンの「吹替」の中でも、一番笑ったのが森川チャップリンの『チャップリンの失恋』でした。

森川チャップリン。
チャップリン本人。

似てる?


最初の内はおとなしくかしこまって見てたんですけど、途中から我慢できなくなってもうケタケタ声をあげて笑ってましたね。


特に「つき!」の台詞が最高で……たったの2音節でここまで人を笑わすことができるなんて、タダモノじゃないと思いましたわ。お腹痛くなるかと思った。


「つき!」の台詞を発する時の絶妙な間合いとおトボケ感が最高におかしいんです! 何と申しますか、無邪気で悪意が全然ない声だからこそ、笑えるんですよね。それってチャップリンの動きそのままっていうか。本当に可愛らしい放浪紳士なのです、森川チャップリンは♪


無邪気で、機転が利いて、正義感が強くて、でもおっちょこちょいでとぼけてて、決して憎めない人物、チャップリン。最後にはきっちり哀愁まで醸し出してくれます。それを優しく愛らしくお声で表現したのが森川さん。録画できる方、これは永久保存版ですよ!


ちなみにお声としては「レゴ・ムービー」で演じたエメット(主役)と同じ感じでした。うん、エメットってチャップリン的な要素、あったわ。


というわけで、あと10分です。お楽しみに!