真田広之、脚本家の熱意に海外ドラマのレギュラー出演を決意!(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141113-00000004-eiga-movi


俳優の真田広之が出演した米ドラマ「HELIX(ヘリックス) 黒い遺伝子」が、日本に初上陸することがわかった。海外ドラマのレギュラー出演に初挑戦した真田が、パニック×ゾンビ×サスペンスを融合した新感覚スリラーについて語った。

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 北極にある巨大製薬会社の研究所で、謎のウイルスによる集団感染が発生。人類を滅亡させるほどの危険なこのウイルスに感染した者は、人を襲う凶暴なベクター(媒介者)となってしまう。調査のため、CDC(疾病対策予防センター)のメンバーが、外界から遮断された世界へとやってくる。

 出演を決めた要因を「今の時代にマッチしながら、どこか懐かしい空気を感じたことと、作品の持っていたアイデアの面白さ」と語る真田。当初は「そのテンポの速さや、言葉が英語であるということも含めて、準備期間が映画と比べると少ないので、(決断に)揺れていました」というが、「脚本家の方から『君に当てて書いたものだから、出来れば第一候補である君にやってもらえると嬉しい』という、ありがたいお手紙をいただいたんですね。異国の地で、脚本家が自分のために役を書いてくれた。その熱意に打たれたというのも出演を決めた大きな要因のひとつ」と明かす。

 そんな真田に用意されていた役は、謎の多い研究所の所長ドクターハタケ。「ミステリアスな科学者でありながら、どこか人間味も兼ね備えた人物です。科学者としての冷静さと、人間的な情熱を持ち、特殊な過去を持った人間ならではの複雑な想いが内在している男です」と、真田は解説する。「内面では本当にいろんなことを感じているのに、外見ではポーカーフェイスを装っていなければいけない役なので、まるでジェットコースターに無表情で乗ってくれと言われたようなものでしたので、難しくもあり、やりがいも感じました」と振り返る。

 本作の見どころについては、「SF的な要素、恐怖、サスペンスを中心に、プラス人間ドラマがしっかり描かれていることが、この作品の特徴であり、武器なのかなという気がします」と分析。「毎回オープニングとエンディングはショッキングですが、共演者との関係性が、どんどん明らかになって、深くなっていく」そうで、「その人間ドラマのダイナミクスが、連続ドラマならではの奥行きやいろんなフレアーを表現できる要素だと思う」と語る。

 さらに、日本のドラマとの大きな違いに市場の大きさを挙げ、「市場が世界に広がるという事は、どんなにマニアックなテーマのドラマでも、国籍、習慣、宗教感を超えて、老いも若かきのも、物語を理解し楽しめるという、普遍性が求められる」とコメント。「アイデアとキャラクター勝負で世界に持って行くぞという気持ちを、クリエイター、現場のスタッフ、キャスト、みんなが自覚しながらやっている。その志の高さを強く感じます」とといい、貢献できるかプレッシャーを感じながらも、「自分を失わずにどこまで行けるかという、こちら(米国)に来てからのテーマを忘れずに上手く接点を見つけていくことを意識しています」と説明した。

 今後は、「過去にやったことのないものには全てチャレンジしてみたいと思っています。以前やったことのあるジャンルのものでも、自分の直感を信じてチャレンジしていきたいです。毎回、高いハードルを設定して、チャレンジして、次のステップを目指していく。ひとつひとつの経験を次に生かしていきたいです」。あくなき向上心に、さらなる活躍が期待される。

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